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ミトコンドリアが進化を決めた
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ミトコンドリアが進化を決めた

ニックレーン【著】, 斉藤隆央【訳】, 田中雅嗣【解説】

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ミトコンドリアが進化を決めた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2007/12/21
JAN 9784622073406

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商品レビュー

4.5

17件のお客様レビュー

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2022/02/05

第1部 ホープフル・モンスター―真核細胞の起源 第2部 生命力―プロトン・パワーと生命の起源 第3部 内部取引―複雑さのもと 第4部 べき乗則―サイズと、複雑さの上り坂 第5部 殺人か自殺か―波乱に満ちた個体の誕生 第6部 両性の闘い―先史時代の人類と、性の本質 第7部 生命の時...

第1部 ホープフル・モンスター―真核細胞の起源 第2部 生命力―プロトン・パワーと生命の起源 第3部 内部取引―複雑さのもと 第4部 べき乗則―サイズと、複雑さの上り坂 第5部 殺人か自殺か―波乱に満ちた個体の誕生 第6部 両性の闘い―先史時代の人類と、性の本質 第7部 生命の時計―なぜミトコンドリアはついにはわれわれを殺すのか

Posted by ブクログ

2019/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「水素仮説」を知りたくて。 ミトコンドリアに遺伝子が残っているのは呼吸の速度を制御するため…って話の説明が丁寧で、私でも理解できた。 スケールメリットって、こと細菌に関しては(細胞膜でエネルギー生成する為。表面積は体積より増大の割合が小さい)適用外であることを学習した。更にそこから展開して、いわゆるジャンクDNAの存在意義まで説明可能とはビックリだ(あくまで一説だけど)。 ただ、遺伝子移動については、ラチェットだって言ったり双方向が可能だって言ったりで「?」。そのせいでか、多細胞生物でアポトーシスが有性生殖をもたらした経緯がよく理解できなかった…( ̄▽ ̄;)。 16章まで読んだところで返却期限になり、一旦返却したので集中力が切れた…ってのもあったかな。

Posted by ブクログ

2019/11/02

近著(といっても2016年だが)「生命、エネルギー、進化」以来、いつか読みたいと思っていた著者の代表作。すでにフリーラジカルや細胞代謝の分野で科学者としての研究成果を挙げていた著者が、科学著作家としても名声を得る端緒となった著作である。前掲近著においては本書のいくつかの知見が修正...

近著(といっても2016年だが)「生命、エネルギー、進化」以来、いつか読みたいと思っていた著者の代表作。すでにフリーラジカルや細胞代謝の分野で科学者としての研究成果を挙げていた著者が、科学著作家としても名声を得る端緒となった著作である。前掲近著においては本書のいくつかの知見が修正されている(たとえば、本書ではミトコンドリアが片親遺伝するメリットは細胞内でのミトコンドリア競合によるコスト増大を回避することにあるとされているが、前掲書では受精細胞間のミトコンドリアのばらつき増大による自然選択の容易さの説明に重点が移されている)が、その基礎となる細胞内共生説や化学浸透共益、細胞内代謝らの諸メカニズムが詳述されるとともに、ミトコンドリアが生物の生と死をいかに巧妙かつ精緻に支配しているかが明快に語られている。 本書で示される通りミトコンドリアの生命に及ぼす影響は多岐に亘るが、個人的には害悪の典型と見做されがちなフリーラジカルについて、本書ではポジティブな役割が見出されている点に最もインスパイアされた。ミトコンドリア呼吸鎖における電子伝達の停滞が生じると、核DNAを介したアポトーシスを惹起するシグナルとしてフリーラジカルが生じるが、同じプロセスが呼吸鎖修復のシグナルとしても用いられるというのだ。つまりアポトーシスされる細胞と修復され存続する細胞の分かれ目はミトコンドリア代謝能の良否にかかっているといえ、いかにミトコンドリアが細胞の生死に深く関わっていることが理解できる。本来フリーラジカルを専門とする著者ならではの、対象に対する多面的で深い思索の賜物と言えよう。 本書の議論は相当に込み入っており、読み進めるうちに次々に疑問が生じる。特にミトコンドリアの機能が真核細胞に及ぼすメリットについては同時にデメリットとなっていることが多いため(前述のフリーラジカルしかり)、一読してすんなりと腑におちる部分が少なく、理解にやや苦労した。それでもこの微細なミトコンドリア呼吸鎖が、マクロ的な生命活動に抜きがたい影響を持っていることの不思議さについては存分に味わうことができた。

Posted by ブクログ

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