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トゥルー・ストーリーズ 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2007/12/21 |
JAN | 9784102451106 |
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トゥルー・ストーリーズ
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商品レビュー
4.1
29件のお客様レビュー
赤いノートブック なぜ書くか その日暮らしー若き日の失敗の記録 事故報告 スウィングしなきゃ意味がない 折々の文章
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柴田さんの翻訳についての本は色々読みましたが、ポールオースターの作品は初めて読みました。 ポールオースターの書いた文でありながら、でも言葉の選び方などに翻訳者の柴田さんのカラーを感じる部分もあり (具体的にどこがというのは難しいですが…)、こういう楽しみ方もあるのか、というのは...
柴田さんの翻訳についての本は色々読みましたが、ポールオースターの作品は初めて読みました。 ポールオースターの書いた文でありながら、でも言葉の選び方などに翻訳者の柴田さんのカラーを感じる部分もあり (具体的にどこがというのは難しいですが…)、こういう楽しみ方もあるのか、というのは個人的な発見でした。 先入観無しで読むのが本来の姿なのかも知れませんが、先入観があっても面白いものは面白い、ということで。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題名から短編集だと思って手に取った本作、実はエッセイだった。 「事実は小説より奇なり」な事例を淡々とつづる「赤いノートブック」を筆頭に、オースターの小説ってこういう経験の積み重ねが作り上げてるんだなぁという内容のエッセイがたくさん載っていて、ページ数の割に贅沢な読書時間を過ごせる。 行動を起し、何かを感じ、感じたものから気付きを得て、また行動していく。その繰り返しがあるからこそ人生は転がっていくし、感覚も精錬されていく。その道中には自分ではどうしようもない出来事も起こっていくが(この本では9.11、俺らだと震災とか台風になるのだろうか)、それらから何を感じ、どう行動を起すか…なんだろうなぁと思う。 エネルギーに溢れた!…という感じのエッセイではないが、行動せよ、と静かに訴える気持ちのこもった1冊だった。
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