空腹力 やせる、若返る、健康になる！ PHP新書

石原結實【著】

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2008/01/07
• JAN: 9784569696263

商品レビュー

2022/12/24

私自身思い当たるところもあり、さらに「空腹力」を鍛えたいと思い手に取りました。石原先生の著書に出会う前、保健師や主治医のご指導により体重減減量に取り組み、10ｋｇ以上の減量に成功し維持できているのですが、その際実感した体験が本書の中に凝縮されていると感じました。更に維持し理論に基づいた行動をするための指針となる書籍でした。また石原先生のご主張は心に負担が少なく、少しの行動から始められるところが良いですね。忘れかけたときにまた読み返したい良書です。

2020/06/16

読了。後半は付箋を貼っていない。理由は多分だが、既知の情報や体験談、自分の採用しないような人参リンゴジュースに関する話だったからか。でも面白く、断食のモチベーションが上がった。空腹が色々体のスイッチを入れるようだ。

下記、付箋を貼った個所を要約：

31-32：消化して血糖値が上がるまで1時間。その間食い続けると確実に過食になる。一方、黒糖などは1分で消化し満腹感を得る。（食事前に黒糖や蜂蜜を食せばよいという事か。断食時の空腹もこれで紛らわせる。）

42：空腹になると胃からグレリンというホルモンが出る。このホルモンは脳に空腹を知らせ飢餓意識を持たせる。しかし海馬を活性化させ、記憶力アップさせる働きがある。（飢餓状態で脳を活性化させ、ハングリー精神で働く動機を持たせるという事かも。）

47：かつては筋肉細胞は大きくなるだけで増えないとされていた。しかし今はその傍らにある傍細胞という細胞が増え、筋細胞の肥大とともにこの傍細胞の増加で筋力がupする事が分かっている。それゆえに90歳になっても筋力増加は可能。

70-71：断食指南書の多くには「断食すると体温が下がる」と記されている。しかし著者のクリニックでの観察では、しばらくすると体温が上がることが確認されている。これは断食により体細胞が活性化されたことによる。余剰物資や老廃物が燃やされることにより、デトックス効果の中での体温上昇。

2020/05/23

一言紹介

適度に空腹感をもたらすことによる健康法をすすめる本

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自分総括

昔に比べ豊かになった。
そのため現代人は食べすぎ気味により、健康に害をなしている。
そこで著者である石原医師は、食事量を減らしたり、朝食を専用ジュースのみにしてプチ断食するのとでの健康法を提案している。

たしかに医師目線からの理論に基づいた内容は説得力がある。
巣篭もり生活により、お腹周りのお肉が気になってきた自分としては、まず朝食をヨーグルトだけにしてプチ断食？から始めてみようと思う。