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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(3) タイタンの呪い
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ほるぷ出版 |
| 発売年月日 | 2007/12/14 |
| JAN | 9784593533886 |

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(3)
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
盛り上がってきた。2巻までは絵本の延長のようなファンタジーだったけど(これはこれで良かった)、3巻は一気に冒険らしくなってきた。3巻でパーシーが少年から青年に変わった。 それから登場人物が増えた。そして仲間の死もあった。4巻も読もうと思う。
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パーシー・ジャクソン3冊目、タイタンの呪い。 西洋文明というものはギリシア神話の神々とともにあり、神々のいるオリンポス山は昔はギリシアにあったがその後は世界を点々としている。オリンポス山があるところが世界でも輝いている場所。そして現在オリンポスがあるのはアメリカのニューヨーク。 ...
パーシー・ジャクソン3冊目、タイタンの呪い。 西洋文明というものはギリシア神話の神々とともにあり、神々のいるオリンポス山は昔はギリシアにあったがその後は世界を点々としている。オリンポス山があるところが世界でも輝いている場所。そして現在オリンポスがあるのはアメリカのニューヨーク。 ギリシアの神々はずっと昔からの営み、つまり人間との間に子どもを作ってきていて、その子どもたちはハーフと呼ばれて専用の訓練場に呼ばれている。 そのなかでも「ビッグスリー(ゼウス、ポセイドン、ハデス)の子どもが16歳まで生き延びたら、オリンポスの運命を決定する決断をする」という予言があるので、彼らは人間との間には子どもを作らない約束をしていたのに…、 ゼウスとポセイドンはしっかりちゃっかり人間の女性との間に子どもを作っていたのでした。 主人公のパーシーはポセイドンの息子、そしてゼウスの娘はもうすぐ16歳になるタレイア。はたして「運命の子」はどちらなのか? 今回は神々と人間とのそれぞれ勝手な部分に振り回される人々が出てくる。 神々も子どもを作っても放置だったり、無名の神々の子どもは扱いが悪かったり、ハーフの子どもたちを英雄として利用したりと勝手なところがある。しかし英雄たちだって神や人間を利用するだけだったり。 そんなパーシーの本名は「ペルセウス」で、英雄のなかでも珍しく悲劇の終わりを迎えなかった者の名前ということ。 パーシーたちの敵の総大将は、ゼウスたちに倒されて地下に封じ込められているクロノスで、自らの復活とオリンポスの神々への逆襲のために手下を増やしている。 その手下の一人になったのが、もともとはパーシーの友達(のふりをして騙していた)だったヘルメスの息子のルークなのだが、彼としては「神々は勝手に子どもを作って放置か危険な目に合わせて利用するだけ」という怒りがある。 そして今回は神話の時代に英雄(神と人間のハーフで神の仕事を果たす者)に利用されて捨てられ、その結果一族を追放されたという女性も出てくる。 前巻の最後で金の羊の皮により”タレイアの松”が復活するのだが、皮の威力が強すぎてタレイア本人も蘇ってしまった。 「ビッグスリーの子どもが16歳まで生き延びたら、オリンポスの運命を決定する決断をする」という予言は、ゼウスの娘のタレイアを指すのか、ポセイドンの息子のパーシーを指すのか。 さらにはハデスと人間女性との間の子どもも出てきて「運命の子」の話もややこしいことに。 なお、私としては色気に走って世界を危険に晒すゼウス・ポセイドンに対して、ちゃんと約束を守ったハデスが一番ちゃんとしてるじゃないか、と思っていたので、ハデスの子どもが出てきた時には、なんだよあなたもか!と思いました(苦笑)(まあ「子どもは作らない」という約束より前に生まれていたので約束は破っていなかった事がわかるのですが) 児童文学の冒険ファンタジーですが、巻を追うごとにシリアス度が増しますよね。 今回はパーシーを憎む者が出てきてしまうので、次の巻以降での動きも気になるところ。
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わが星座の由来になったアイツが出てきて、今度もやられてしまう。 終盤、ウラ表紙イラストの意味が判ってアッと思う。その手があったか。
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