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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(3) の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2020/12/27

パーシー・ジャクソン3冊目、タイタンの呪い。 西洋文明というものはギリシア神話の神々とともにあり、神々のいるオリンポス山は昔はギリシアにあったがその後は世界を点々としている。オリンポス山があるところが世界でも輝いている場所。そして現在オリンポスがあるのはアメリカのニューヨーク。 ...

パーシー・ジャクソン3冊目、タイタンの呪い。 西洋文明というものはギリシア神話の神々とともにあり、神々のいるオリンポス山は昔はギリシアにあったがその後は世界を点々としている。オリンポス山があるところが世界でも輝いている場所。そして現在オリンポスがあるのはアメリカのニューヨーク。 ギリシアの神々はずっと昔からの営み、つまり人間との間に子どもを作ってきていて、その子どもたちはハーフと呼ばれて専用の訓練場に呼ばれている。 そのなかでも「ビッグスリー(ゼウス、ポセイドン、ハデス)の子どもが16歳まで生き延びたら、オリンポスの運命を決定する決断をする」という予言があるので、彼らは人間との間には子どもを作らない約束をしていたのに…、 ゼウスとポセイドンはしっかりちゃっかり人間の女性との間に子どもを作っていたのでした。 主人公のパーシーはポセイドンの息子、そしてゼウスの娘はもうすぐ16歳になるタレイア。はたして「運命の子」はどちらなのか? 今回は神々と人間とのそれぞれ勝手な部分に振り回される人々が出てくる。 神々も子どもを作っても放置だったり、無名の神々の子どもは扱いが悪かったり、ハーフの子どもたちを英雄として利用したりと勝手なところがある。しかし英雄たちだって神や人間を利用するだけだったり。 そんなパーシーの本名は「ペルセウス」で、英雄のなかでも珍しく悲劇の終わりを迎えなかった者の名前ということ。 パーシーたちの敵の総大将は、ゼウスたちに倒されて地下に封じ込められているクロノスで、自らの復活とオリンポスの神々への逆襲のために手下を増やしている。 その手下の一人になったのが、もともとはパーシーの友達(のふりをして騙していた)だったヘルメスの息子のルークなのだが、彼としては「神々は勝手に子どもを作って放置か危険な目に合わせて利用するだけ」という怒りがある。 そして今回は神話の時代に英雄(神と人間のハーフで神の仕事を果たす者)に利用されて捨てられ、その結果一族を追放されたという女性も出てくる。 前巻の最後で金の羊の皮により”タレイアの松”が復活するのだが、皮の威力が強すぎてタレイア本人も蘇ってしまった。 「ビッグスリーの子どもが16歳まで生き延びたら、オリンポスの運命を決定する決断をする」という予言は、ゼウスの娘のタレイアを指すのか、ポセイドンの息子のパーシーを指すのか。 さらにはハデスと人間女性との間の子どもも出てきて「運命の子」の話もややこしいことに。 なお、私としては色気に走って世界を危険に晒すゼウス・ポセイドンに対して、ちゃんと約束を守ったハデスが一番ちゃんとしてるじゃないか、と思っていたので、ハデスの子どもが出てきた時には、なんだよあなたもか!と思いました(苦笑)(まあ「子どもは作らない」という約束より前に生まれていたので約束は破っていなかった事がわかるのですが) 児童文学の冒険ファンタジーですが、巻を追うごとにシリアス度が増しますよね。 今回はパーシーを憎む者が出てきてしまうので、次の巻以降での動きも気になるところ。

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2017/10/03

 わが星座の由来になったアイツが出てきて、今度もやられてしまう。  終盤、ウラ表紙イラストの意味が判ってアッと思う。その手があったか。

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2016/07/04

一巻からどんどん大きくなっていくスケール。 そして、近づいてくる新たな脅威。 仲間も増え、パーシー自身にも、そしてその他の登場人物にも様々な感情が芽生え始める。驚き、悲しみ、怒り、恨み、やるせなさ・・・そして勇気。 ハーフ訓練所をとりまく渦は、たくさんのものを飲み込んでいく。 さ...

一巻からどんどん大きくなっていくスケール。 そして、近づいてくる新たな脅威。 仲間も増え、パーシー自身にも、そしてその他の登場人物にも様々な感情が芽生え始める。驚き、悲しみ、怒り、恨み、やるせなさ・・・そして勇気。 ハーフ訓練所をとりまく渦は、たくさんのものを飲み込んでいく。 さらにこの物語の「かっこよさ」に惹かれる、そんな巻だと思う。

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2016/01/18

3作目。今回は2巻で復活したゼウスの娘タレイアやアルテミス率いるハンター隊が登場しておもしろい。ルークの葛藤とか、ルーク、アナベス、タレイアの友情とか複雑だった。それとパーシーが勇敢でとても良い!どうしてもハリー・ポッターと比べてしまうけど、ハリー程傲慢でもないしね。優しいし。 ...

3作目。今回は2巻で復活したゼウスの娘タレイアやアルテミス率いるハンター隊が登場しておもしろい。ルークの葛藤とか、ルーク、アナベス、タレイアの友情とか複雑だった。それとパーシーが勇敢でとても良い!どうしてもハリー・ポッターと比べてしまうけど、ハリー程傲慢でもないしね。優しいし。 それとビアンカとニコがまさかまさかのハデスの子だったとは!ハデスの子でも死ぬの??本当に死んだの??と、先が気になる終わり方。ニコとの関係がどうなっていくのか見もの!

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2014/03/29

シリーズ3作目で折り返し。 かなりキャラが分かってきたので、楽しんで読めます。 ギリシャ神話なんて全然知らなかったので、勉強になります。 アトラス、なるほどねえ~ 今度は映画見に行ってしまいそう。1も2も見てないけど・・・

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2013/12/28

やっぱり神話を下敷きにしていたら、このテーマは不可避だね。 という所にきたなあ、という印象。 ゾーイがとてもいいキャラクターだったなあ。 タレイアについては、正直今までの話の流れからしたら、もう少し違った扱いかたができたんじゃないかと思ってしまった。何となく勿体ない感が残った。 ...

やっぱり神話を下敷きにしていたら、このテーマは不可避だね。 という所にきたなあ、という印象。 ゾーイがとてもいいキャラクターだったなあ。 タレイアについては、正直今までの話の流れからしたら、もう少し違った扱いかたができたんじゃないかと思ってしまった。何となく勿体ない感が残った。 個人的にハデス好きだから、今後のハデス出てきそうな展開にドキドキしてる。 早く続き読もう(^^)

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2013/10/14

読み進んでいくうちにどんどん世界が広がっていく。 ギリシャ神話関連で知らないことが出てくる度にネットで調べながら読むとわかりやすい。 私もパーシー達と一緒に冒険をしているかのな高揚感。次はどうなるのかとページをめくる手をとめることが難しい(*´∀`*) 天を支えているアトラスが将...

読み進んでいくうちにどんどん世界が広がっていく。 ギリシャ神話関連で知らないことが出てくる度にネットで調べながら読むとわかりやすい。 私もパーシー達と一緒に冒険をしているかのな高揚感。次はどうなるのかとページをめくる手をとめることが難しい(*´∀`*) 天を支えているアトラスが将軍だったのはちょっと驚いた(笑) 児童書と侮るなかれ。

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2012/09/16

怪物との戦いのときにアナベスが消えてしまう。 パーシーは危険な状態にあるアナベスの夢を見る。 アルテミスも行方不明になり、ハンター隊とともに、彼女たちを救う冒険にでる。 空を支える、この場面が良い。 俳句好きなアポロンだったり、要所要所にでてくる神々も面白い。 まだ...

怪物との戦いのときにアナベスが消えてしまう。 パーシーは危険な状態にあるアナベスの夢を見る。 アルテミスも行方不明になり、ハンター隊とともに、彼女たちを救う冒険にでる。 空を支える、この場面が良い。 俳句好きなアポロンだったり、要所要所にでてくる神々も面白い。 まだ続くようです。登場人物が増えてきて、12神も揃い、謎めいてきました。次も読まねば。

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2012/08/07

全5巻中の3巻、と言うことで、折り返し地点です。 やはり人物(神物?)描写が魅力的です。だんだんロマンス要素も出てきましたね。何だか照れ臭いです。 本編は緊張感と笑いのバランスが7:3くらいですかね。前巻までは五分五分か6:4くらいでしたが。ラストに向け更に差がついていくんで...

全5巻中の3巻、と言うことで、折り返し地点です。 やはり人物(神物?)描写が魅力的です。だんだんロマンス要素も出てきましたね。何だか照れ臭いです。 本編は緊張感と笑いのバランスが7:3くらいですかね。前巻までは五分五分か6:4くらいでしたが。ラストに向け更に差がついていくんでしょうか。 ストーリーは一つ一つ謎解きをしながら進んで行く様子が楽しく、重い使命、過酷な運命があるのですが、ワクワクします。 読者が気持ち良く推理できる程度の伏線。回収された時、「やっぱり!」もしくは「なるほど!」と納得させてくれます。 でも若干先がよめ過ぎる、かも。 神話のネタも沢山盛り込まれていて楽しめますよ! かわいいキャラも登場。 特に本作、幻獣系は皆萌えます。 しかしそれにしても主人公はハーレム状態だ。 こう言う物語はどんどん内容が深刻になっていくものなので、次巻を読み始めるのに気合いがいります。しかし図書館の本なので早く読まねば。

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2011/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冬休み。ハーフ訓練所に行く前に、アナベス(アテネのハーフの娘)とタレイア(ゼウスのハーフの娘)と乗り合わせてある寄宿舎を訪ねたパーシー。ハーフの双子を保護して一緒に訓練所に向かう筈が、怪物に捕まってしまう。それを助けてくれたのは女神アルテミスと、アルテミスに永遠に使える少女ハンター隊だった。しかし、アナベスは行方不明になってしまう。 今回の冒険は、怪物を倒すはずが罠にはなってしまったアルテミスとアナベスを助け出すことが目的。選ばれたメンバーはタレイア、グローバー、ゾーイ(アルテミスのハンター隊)ビアンカ(ハーフの双子の姉)そしてパーシー。 果たして冒険はうまくいくのか。

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