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永遠平和のために
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 綜合社/集英社 |
発売年月日 | 2007/11/24 |
JAN | 9784777710102 |
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永遠平和のために
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
冒頭からの断片的なアフォリズムと写真によるコラボはちょっと前に流行っていた、忌むべき「超訳」ものと近しいと誤解していた。後半本文の訳がようやく始まるが、これがとても分かりやすい。解説の思想的側面ではなく、地政学的、歴史的な部分をもっぱらとしているのも理解に大いに役立った。 国連の...
冒頭からの断片的なアフォリズムと写真によるコラボはちょっと前に流行っていた、忌むべき「超訳」ものと近しいと誤解していた。後半本文の訳がようやく始まるが、これがとても分かりやすい。解説の思想的側面ではなく、地政学的、歴史的な部分をもっぱらとしているのも理解に大いに役立った。 国連の早くからの提唱と、国際法の現代の礎ともなる提示は有名だが、どうにも理解できなかった民主制への露骨な否定と嫌悪がプロシアという今でいうバルト三国当たりの歴史的な道筋とダメ押しのようなフランス革命後のわやくちゃな状態から見るとさもありなん。おそらくここでいう「民主制」は直接民主制や広い意味でのポピュリズムにちかい考え方を取れば腑に落ちた。また「共和制」推しも、今でいうコミュニタリアニズムに近いと解説を読むとわかる。決してアメリカの「民主党」「共和党」になぞらえてはいけないのだ。このへんの、現代の言葉遣いにもう少し気を配ってほしかったとは思うが、2022年現在という特殊な時代に読み返した価値は計り知れないものがあった。
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先に読んだ岩波文庫版よりも訳文が平易なのでわかりやすく感じます。 岩波文庫版を読んでいたからか、「なるほど、こういうことがいいたかったのか」と納得できるところも多かったように感じます。 カントの略歴も紹介されていますし、巻末の「解説」も中学生や高校生の読者でも十分に理解できるよう...
先に読んだ岩波文庫版よりも訳文が平易なのでわかりやすく感じます。 岩波文庫版を読んでいたからか、「なるほど、こういうことがいいたかったのか」と納得できるところも多かったように感じます。 カントの略歴も紹介されていますし、巻末の「解説」も中学生や高校生の読者でも十分に理解できるように気を配っているようにも思います。 ただ、巻頭にある、カントの言葉にあわせた写真グラビアの部分は個人的にはいらなかったかな、と思います。 この本の言葉を読み、それをどのように受け止めて何を考えるか、ということは読者自身の営みに任せるべきだと思いますし、そのことに対して「写真」という情報を提示することは読者の思考の方向性を決めつけることにつながってしまうようにも思います。
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この本はとことん読みやすい。 学生のときに『純粋理性批判』は挫折したが、ここまでわかりやすく書いてくれたらカントでも読めます。 そして内容はほんとすごくわかりやすい。そして確かにと納得させられる。 平和とは何ぞやと考えたときに一度は読むべき。 ただ、この本の解釈だとほん...
この本はとことん読みやすい。 学生のときに『純粋理性批判』は挫折したが、ここまでわかりやすく書いてくれたらカントでも読めます。 そして内容はほんとすごくわかりやすい。そして確かにと納得させられる。 平和とは何ぞやと考えたときに一度は読むべき。 ただ、この本の解釈だとほんと戦争状態ですよね、日本って。
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