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照葉樹林文化とは何か 東アジアの森が生み出した文明 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/11/25 |
JAN | 9784121019219 |
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照葉樹林文化とは何か
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
植物学者の中尾佐助を中心に、文化人類学者の佐々木高明と、哲学や文明論の分野で仕事をおこなった上山春平を加えた三人の鼎談が収められています。 本書は、「照葉樹林文化論」の提唱者である中尾が、みずからの考えに修正を加えたことを機に企画され、主に中尾の新しい主張が説明されるとともに、...
植物学者の中尾佐助を中心に、文化人類学者の佐々木高明と、哲学や文明論の分野で仕事をおこなった上山春平を加えた三人の鼎談が収められています。 本書は、「照葉樹林文化論」の提唱者である中尾が、みずからの考えに修正を加えたことを機に企画され、主に中尾の新しい主張が説明されるとともに、佐々木がそれを批判するという議論の展開が見られます。上山はおおむね司会の役割を担当しており、彼自身の意見は積極的には提示されていません。 中尾は、かつて根栽植物栽培の段階から、雑穀栽培の段階への移行があったと考え、照葉樹林文化の農耕は根栽農耕からはじまったと主張していました。しかし、この考えに修正がおこなわれ、照葉樹林文化は焼畑による雑穀栽培からはじまり、その影響のもとで南の地域において根栽農耕がなされるようになり、その後北の地域では稲作が主流となっていったという考えが語られます。この中尾の修正に対して佐々木は、従来の中尾の意見に近い立場から、いくつかの疑問点を提出しています。 おおむね植物栽培と農耕にかんする議論に終始していますが、最終章では歌垣や妻問いといったテーマについて、日本をはじめ照葉樹林文化圏の諸地域における文化的な共通性についての議論もおこなわれています。
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学生時代に学んだ照葉樹林文化について、今一度新しく捉え直すことができた。 稲について、 東の森の文化と西の草原の文化という視点についても、もう少し深めてみたい。
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宮崎駿氏が照葉樹林文化論に傾倒してたと知り 読んでみたのだけど、難しかったなぁ。 おそらく内容の6割くらいしか頭に入ってない 稲作についての記述が多いからそこは退屈。 もう少し、信仰や精神性の特徴を多く知りたかった。 モチとかねばねばした食品が好きなルーツはここから。 そうい...
宮崎駿氏が照葉樹林文化論に傾倒してたと知り 読んでみたのだけど、難しかったなぁ。 おそらく内容の6割くらいしか頭に入ってない 稲作についての記述が多いからそこは退屈。 もう少し、信仰や精神性の特徴を多く知りたかった。 モチとかねばねばした食品が好きなルーツはここから。 そういう文化のくくりがあるということが面白い。
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