- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1222-01-00
蹴り損の棘もうけ 新装復刊
定価 ¥2,860
2,255円 定価より605円(21%)おトク
獲得ポイント20P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2003/09/01 |
| JAN | 9784560047736 |
- 書籍
- 書籍
蹴り損の棘もうけ 新装復刊
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
蹴り損の棘もうけ 新装復刊
¥2,255
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
『神曲』煉獄編に登場する、天国の門が開くのをただ何をするでもなく待ち続ける怠け者ベラックヮの名を持つ男(解説によれば彼の性・ショアは人類最初のオナニスト・オナンの母から取られている)を中心に添えたベケット最初期の短編集。後の主要なテーマとなる「語ることそのものへの問い」はまだ見ら...
『神曲』煉獄編に登場する、天国の門が開くのをただ何をするでもなく待ち続ける怠け者ベラックヮの名を持つ男(解説によれば彼の性・ショアは人類最初のオナニスト・オナンの母から取られている)を中心に添えたベケット最初期の短編集。後の主要なテーマとなる「語ることそのものへの問い」はまだ見られず、本作では諧謔的引用や言葉遊び、性の悲哀といったものが師ジョイス直系の「いかにして語りうるか」な問いとして語られる。晦渋な表現が目につくものの、ベケットの作品が以後どのように簡素化され、切り詰められていくかを考えると灌漑深い。
Posted by 
