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人口経済学 日経文庫
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人口経済学 日経文庫

加藤久和【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2007/11/15
JAN 9784532111601

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商品レビュー

3.1

9件のお客様レビュー

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2021/02/19

人口経済学という学問分野に関しての入門書。また、人口経済学という学問分野自体が、日本では比較的新しいものであることも知った。 エマニュエル・トッドの「大分断」を読んだ際、トッドは「日本は人口を増やす努力を半ば諦めている。すなわち、経済成長を諦めている」と解釈できるようなことを言っ...

人口経済学という学問分野に関しての入門書。また、人口経済学という学問分野自体が、日本では比較的新しいものであることも知った。 エマニュエル・トッドの「大分断」を読んだ際、トッドは「日本は人口を増やす努力を半ば諦めている。すなわち、経済成長を諦めている」と解釈できるようなことを言っていた。日本も、国として少子化対策を政府が行なっているので、そんなことはないのでは?と思ったのであるが、トッドは日本の移民の受け入れが、他の先進諸国に比べて圧倒的に少ないことを捉えて言っていたのだ。 トッドのその記述に興味を惹かれて、人口と経済成長の関係などを知りたくて、手に取ってみた。 思っていたよりも、人口経済学というのは、随分と広い分野を扱う学問だな、というのが所感。人口動態、例えば、人口が増えているとか減っている、あるいは年齢構成などが、マクロで主として経済成長にどのような影響を与えているのかを調べる、マクロ経済学の一種くらいに考えていたが、例えば、人口の歴史やミクロ経済学的分析(例えば、所得による家計の子供を持つ持たないの意思決定モデルとか)や社会保障制度の議論など、幅広い。一方で、移民政策は、学問の検討対象範囲外のようだった。 人口と経済の関係が網羅的に述べられていて、興味深かった。

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2014/12/31

2008-04-10 人口にまつわる事を経済学の視点から,広く浅く?? ダーウィンはマルサスの人口論にヒントを得て進化論を作ったといいいますが,人口動態は古くて新しい問題です. 特に日本は少子化,社会保障の問題を先端的に抱えているので,その点は非常に重要かと. しかし,こ...

2008-04-10 人口にまつわる事を経済学の視点から,広く浅く?? ダーウィンはマルサスの人口論にヒントを得て進化論を作ったといいいますが,人口動態は古くて新しい問題です. 特に日本は少子化,社会保障の問題を先端的に抱えているので,その点は非常に重要かと. しかし,この手の経済学におけるモデル化や論証ってなんか不十分なかんじな議論がおおいんですよね. もちろん,そう来るか!?っていうのもあっておもしろいんですが. 人口問題を考えることは,現在,そのままエネルギー問題や,社会システム,生命倫理などのあるべき姿を考える機会にもなり, 非常に深いと思うのです.

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2014/11/29

141129 中央図書館 人口経済学に登場するいろいろなモデルや統計や問題群の簡潔な提示として、ごく平易である。

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