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イギリス経済 再生の真実 なにが15年景気を生み出したのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2007/11/15 |
JAN | 9784532352806 |
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イギリス経済 再生の真実
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商品レビュー
2.3
4件のお客様レビュー
「ユーロ危機」が叫ばれる昨今において、ギリシャやドイツの動向はよく報道されるが、「そういえばイギリスはあまり報道されないな」と思い、本書を手にとってみた。 本書は「グローバル化時代の先端モデル」と名打ったサッチャー首相以来のイギリスの「新自由主義的改革」万歳の主張満載の書であ...
「ユーロ危機」が叫ばれる昨今において、ギリシャやドイツの動向はよく報道されるが、「そういえばイギリスはあまり報道されないな」と思い、本書を手にとってみた。 本書は「グローバル化時代の先端モデル」と名打ったサッチャー首相以来のイギリスの「新自由主義的改革」万歳の主張満載の書である。 本書は2008年の「リーマン危機」以前の2007年の発行であるから、本書の主張は、その後の世界経済の変調により覆されたともいえると思えた。 「活況にわく英国」「15年景気の実相」「構造改革の先駆け」「興隆するシティー」の本書の論調は、「構造改革万歳」と叫ぶ日本経済新聞社の社論そのものとも言えるが、その後の世界経済の危機を経た現在としては、その内容も虚しい。 本書の視点は発行当時の2007年では通用したのだろうが、現在では誤っていたことが誰の目にも明らかであるとおもう。 本書は、経済の未来予測がいかに難しいかを知ることができる点ぐらいが価値といえると思うが、経済書としては未来を見据えることができない失格の書であると思った。
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逗子図書館で読む。期待していたのですが、あまり面白くない。デジャブーです。一部のエリート大学を除いて、教育システムも、大したことはないと認識しているようです。その通りだと思います。
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かつて「ヨーロッパの病人」とまで揶揄されたイギリスの経済が非常に好調である。おおよそ15年にわたって、四半期ベースでの成長を続けているのである。この本は、その原因を分析したものである。以前このブログに書いた、サッチャーの自伝を読んだ時にも思ったことであるが、それは、経済に対する政...
かつて「ヨーロッパの病人」とまで揶揄されたイギリスの経済が非常に好調である。おおよそ15年にわたって、四半期ベースでの成長を続けているのである。この本は、その原因を分析したものである。以前このブログに書いた、サッチャーの自伝を読んだ時にも思ったことであるが、それは、経済に対する政治の直接的な関与を出来る限り少なくし、自由で健全な「市場」が機能するような仕組みをつくり・維持すること(のみ)に政治の役割を限定したことだと思う。逆説めくのであるが、「政治の関与を少なくする」ことを実現するには、強力な政治のリーダーシップが必要なのだ、ということを、この本を読んであらためて感じた。
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