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妖怪 新装版(下) 講談社文庫
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妖怪 新装版(下) 講談社文庫

司馬遼太郎【著】

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妖怪 新装版(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2007/10/15
JAN 9784062758796

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商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2021/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻は面白かったけど、下巻は微妙だった…源四郎が2度も兵法修行したのに、結局延々と唐天子の幻術にかけられ続け、何者にもなれなかったというオチ。その間に御台所・富子とお今の戦いがあり、そこに源四郎も関わりはする、けど主役じゃない。将軍になれなくて良いから、せめて唐天子には勝って名のある人になって欲しかったな、これじゃ誰が主人公かよく分からないな、、という感じだった。 解説曰く、室町時代の終焉をしっかりと描いているそうなので、物語としてではなく歴史書として読むならもう少し評価高くなるかも。(私は物語として読むので星2つで…)

Posted by ブクログ

2021/05/08

初・司馬遼太郎作品。『妖怪』というタイトルから、もっと怪談もののようなものを想像していたが全然違った。乱世の様子を表現したかったのだろうか?初めて司馬作品を読むにしてはミスチョイスな作品だったかもしれない…。話が少し難解だった。結局実際のところ、妖怪というのは、唐天子のことではな...

初・司馬遼太郎作品。『妖怪』というタイトルから、もっと怪談もののようなものを想像していたが全然違った。乱世の様子を表現したかったのだろうか?初めて司馬作品を読むにしてはミスチョイスな作品だったかもしれない…。話が少し難解だった。結局実際のところ、妖怪というのは、唐天子のことではなく、日野富子の事?

Posted by ブクログ

2020/12/16

室町時代末期、下克上の風潮が蔓延し、足軽、印地など無名の庶民が群がりでて、世の中が混沌する変革期。 商品経済の発展過程であり、合理主義が浸透し始めたばかりで、幻術、妖怪の存在感ある最期の自他であった。 この世界観とこの時代の歴史がうまくマッチしており、大変面白い作品となっている。

Posted by ブクログ

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