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暗黒館の殺人(1) 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2007/10/15 |
| JAN | 9784062758550 |

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暗黒館の殺人(1)
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商品レビュー
3.7
174件のお客様レビュー
暗く重い雰囲気で、長い長い舞台設定を理解させられている気分。登場人物の多さも相まって中盤までは読み進めにくさはあれど、終盤の「宴」にかけて加速していく感がたまらない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読みたくて読みたくてウズウズしてた!表題や黒の描写に引っ張られてる気もするが、過去作品と見比べても暗い。太陽光が差し込む部屋で読むと違和感を覚えるくらい真っ暗。 遅かれ早かれ江南くんは事件に巻き込まれるとは思っていたが、まさかこんな形とは...。今後の市朗くんの立ち回りも気になるし。玄児は一体何を考えてるんだか。少しずつ話が進み出している。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「館シリーズ」7作目。孤島の妖しげな館を舞台にしており、読んでいてまず雰囲気が似ていると思ったのは京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」であった。浦登玄児が時に歴史的な智識などを交えつつ、館のいわれなどについて語る様子は、どことなくあの古書店の主人を思わせる。しかし本作はそれに留まらず、古今東西のあらゆる推理小説から影響を受けていることは明白であり、謎の儀式やら、曰くつきの一族やら、秘められた過去の事件やら、過去に数多の小説で扱われてきた要素がつぎつぎと登場したかと思えば、挙句は結合双生児(いわゆる「シャム双生児」)まで出てきて、さながら推理小説界の幕の内弁当である。「館シリーズ」の集大成どころか、推理小説全体を束ねるような存在である。本作は文庫本で全4巻になるという大ヴォリュームであるが、こんなにさまざまな要素を採り入れていればそれも当然であろう。それでいて胃もたれを起こさせるような内容ではないのは、さすがの筆力といったところであろうか。もちろんちゃんと面白さも伴っていて、この長さもまったく気にならないほど楽しく読むことができた。しかし、推理小説のクオリティとしてはどうか。個人的には「〝視点〟」という存在についてどうしても馴染めなかったし、推理小説の手法としてもややアンフェアだと思う。「〝視点〟」は自由自在に時空を移動して、急に過去のできごとを「目撃」している場面に移るなど、独特の存在であるが、どうにも違和感がある。小説で過去に急に場面転換をすることは一般的に許されているのであるから、たとえば回想シーンを取り入れるなどして、もっと自然な形で描いてほしかった。長さという意味では超大作でも、コレでは内容としては超大作とはいえない。面白かったとはいえ、もうすこし4巻のヴォリュームにふさわしい、欠点がないような内容であってほしかった、というのは贅沢すぎる感想であろうか。
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