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だるまちゃんとかみなりちゃん こどものとも傑作集28
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2008/04/01 |
JAN | 9784834001594 |
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だるまちゃんとかみなりちゃん
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商品レビュー
4
85件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
だるまちゃんシリーズは文章が軽やかで好きです 現実では雷が落ちてくるのは怖いけど、かみなりちゃんが落ちてきたのはプールに飛び込んだからなのかと面白い世界が広がっていました。 だるまは顔が怖いけれど だるまちゃんになると心優しい描写なので、色々な物の見方が優しくなる気がします。
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カラスのパン屋さんでお馴染みのかこさとしさんの本 息子や娘に読み聞かせた時の絵本だから、表紙も色あせていて 正直なところ、クラスの子どもたちには受けないのでは?と不安あり! 心配ご無用!かみなりちゃんが落ちてきて、木にひっかかった浮き輪をとってほしいとせがみ、傘を投げたり・・・...
カラスのパン屋さんでお馴染みのかこさとしさんの本 息子や娘に読み聞かせた時の絵本だから、表紙も色あせていて 正直なところ、クラスの子どもたちには受けないのでは?と不安あり! 心配ご無用!かみなりちゃんが落ちてきて、木にひっかかった浮き輪をとってほしいとせがみ、傘を投げたり・・・ お礼に雲にのって、かみなり町につれて行ってもらってかみなり町のプールで遊ぶ様子にぐいぐい、吸い込まれている子どもたちでした。
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「だるまちゃんとてんぐちゃん」に続く、シリーズ二作目ですが、予想していたのとは全く違う物語と、1968年作とは思えないSF的世界観が新鮮で面白かった! 物語は、「へんなまるいもの」を何とか取ろうとするシーンと、雲の上にある「かみなりまち」のシーンの、二部構成のような場面転換...
「だるまちゃんとてんぐちゃん」に続く、シリーズ二作目ですが、予想していたのとは全く違う物語と、1968年作とは思えないSF的世界観が新鮮で面白かった! 物語は、「へんなまるいもの」を何とか取ろうとするシーンと、雲の上にある「かみなりまち」のシーンの、二部構成のような場面転換も面白い上に、前作はてんぐちゃんの持ち物に憧れて、それに似た物を探す、だるまちゃんの繰り返しの面白さがあったが、今回はふたりが出会う前から始まり、しかも、その出会い方が文字の大きさや配置もメリハリを効かせた、まさに痺れるような場面なのであり、こんな衝撃的な出会い方をしたら、きっと一生思い出に残るだろうなと感じられた点に、出会いのもたらす素晴らしさを思い知る。 その後の、泣きだしたかみなりちゃんを慰めたり、あらゆる手段を考えて「へんなまるいもの」を取ろうとする、だるまちゃんの優しさに、自然とかみなりちゃんも馴染んできたようで、気が付いたら、ふたりで一緒にそれを取ろうとしていた姿にも温かいものを感じ、それに応えるように、場面は雲の上へと変わる。 そして、ここでの独特な世界観がとても印象に残り、雷さまって、もう少し怖いイメージがあったけど、加古里子さんの描く彼らは二本の角がある以外、人間とほぼ変わらないような親しみやすさがあって、それは、かみなりちゃんと出会うことのできた理由に、人間らしい不完全さがあったことからも肯けて、神様でもそういったことはあるんだねという、そんな親しみやすさが、まさに雨上がりの空のような晴れ晴れとした気分にさせてくれる。 それから、「かみなりまち」の近未来的デザインには、当時の子どもたちも、きっとワクワクしながら見ていたのではないかと感じられて、当然ながら電気を主要とした街並みには、個性的なビル群が絶妙な間隔で配置されていて、その周りを飛行するEV車の先駆けのような雲型の車と(これ運転してみたい)、これまた独創的なデザインの懸垂式モノレールが目に留まり、なんともカッコいい。 その後も人間と同等のもてなしを受けて、大満足のだるまちゃんの物語は、最初は雨が降っていたので持ち出した傘が、違う形で活用された末に見事なオチへと変わる点にも、とても丁寧に考えられているなと感じられた、そこにはただ楽しい時間を絵本で提供してあげたいといった、加古さんの思いが込められているようで、それは表紙のふたりが肩を組み楽しそうに笑っている、そんないつの時代にも変わらない、色褪せることのない幸せを表しているようにも思われたのであった。
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