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ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志 入門・哲学者シリーズ1
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 青灯社 |
| 発売年月日 | 2007/10/15 |
| JAN | 9784862280152 |
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ニーチェ
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
「永劫回帰」と、「大いなる正午」に対し、"理論"などではなく、"ヴィジョン"という表現がされている。 この事に、わたしは注目した。 「永劫回帰」や「大いなる正午」は、ニーチェが理屈の積み重ねでたどり着いた論ではなく、想像の飛躍によってた...
「永劫回帰」と、「大いなる正午」に対し、"理論"などではなく、"ヴィジョン"という表現がされている。 この事に、わたしは注目した。 「永劫回帰」や「大いなる正午」は、ニーチェが理屈の積み重ねでたどり着いた論ではなく、想像の飛躍によってたどり着いた地点から見える、一種の光景であるということ。 その"ヴィジョン"から、後の世代の哲学者・思想家たちが、インスピレーションを受け、ニーチェよりも、理屈を積み上げるスタイルで、自説を展開していったということ。 本書のこの歴史的経緯の記述が正しいのかは、わからないが、思想史におけるニーチェの重要性が、掴みやすい。 この終盤部が、特におもしろかった。
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中学生にもわかる、はじめての哲学者全体像というシリーズ、ありがたい。貫先生の解説でニーチェの解説が読みたかった。貫先生の「哲学で何をするか」を読んだ後だったので、双方が補い合って理解が進んでありがたかった。大人だけれど、このシリーズで学びたい。
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以下、読書メモ。 すべてのものは関係によって決まる。よって絶対的な価値というものない。從ってすべては無意味である。というロジックを徹底して考えぬいた人だったのだなぁ、という印象。 ものごとは全て関係性によって決まり、独立して存在するものはなにもない。從ってあらゆる価値も関係...
以下、読書メモ。 すべてのものは関係によって決まる。よって絶対的な価値というものない。從ってすべては無意味である。というロジックを徹底して考えぬいた人だったのだなぁ、という印象。 ものごとは全て関係性によって決まり、独立して存在するものはなにもない。從ってあらゆる価値も関係性により決まる。だから道徳・意味・善悪なども最終的な拠り所は存在しない。(ニヒリズム) 確かな価値が存在するように見えるのは人間の愚かな錯覚によるものだ。特定かつ限定的でしかない人間個人個人の認識を他のものごとに対しても容易に当てはめて考えてしまう。またそれを真実だと思い込んでしまう(眺望固定病)。 すべてのものは自らを最大化しようとする(力への意志)。カビはできるかぎり繁殖地域を拡げようとし、やがて別のカビ群とぶつかる。こうしたミクロの世界で起こる力のぶつかりあいと拮抗のバランスが様々なものに影響を与えてゆく。人間の意志についても結局はそうしたものの影響を受けているにすぎず自分で意志を生み出しているわけではない。例えば体内の各器官が力への意志を持っているがゆえに、衝動として眠気を覚えたり、お腹が空いたりする。 以上のことから、時間の経過によってものごとが良くなるとか悪くなるということもできなくなる。全ては錯覚であり、誤謬なのだ。こうしたことを考えぬいていった結果、永劫回帰という発想が生まれた。すべてはよくもならず悪くもならず、同じことをひたすら繰り返す。これが永遠に続く。 これを乗り越える存在として「超人」の設定がほのめかされている。ここらへんは理解しがたい。 終わり
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