1,800円以上の注文で送料無料

ナツコ 沖縄密貿易の女王 文春文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-02-01

ナツコ 沖縄密貿易の女王 文春文庫

奥野修司【著】

追加する に追加する

ナツコ 沖縄密貿易の女王 文春文庫

定価 ¥979

440 定価より539円(55%)おトク

獲得ポイント4P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/6(火)~1/11(日)

店舗到着予定:1/6(火)~1/11(日)

店舗受取目安:1/6(火)~1/11(日)

店舗到着予定

1/6(火)~1/11

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/6(火)~1/11(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2007/10/10
JAN 9784167717476

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/6(火)~1/11(日)

ナツコ 沖縄密貿易の女王

¥440

商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/05

2024年9月読了。 「あんたの目の前にあるのはなんだ? ただの海じゃないよ。海の向こうには黄金があるさ。さあ、黄金の海を渡りなさい」 同じ物でも見る人がどう見るかで、意味や価値が異なる。

Posted by ブクログ

2024/01/07

奥野修司(1948年~)氏は、立命館大学経済学部卒、南米で日系移民調査に従事した後、帰国し、フリージャーナリストになる。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。高校生の首切り殺人事件を取り上げた、同年発行の『心に...

奥野修司(1948年~)氏は、立命館大学経済学部卒、南米で日系移民調査に従事した後、帰国し、フリージャーナリストになる。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。高校生の首切り殺人事件を取り上げた、同年発行の『心にナイフをしのばせて』は発行部数10万部近いベストセラーとなった。 私はノンフィクション作品が好きで、各ノンフィクション賞を受賞した作品の多くを読んでいるが、本書は新古書店で偶々見つけ、手に取った。 本作品は、戦後の米軍軍政下の沖縄で(密)貿易業を営み、“沖縄密貿易の女王”と称された金城夏子(1916~54年)の一生を描いたものである。 ナツコは、1916年、鹿児島県徳之島の漁師の家に生まれ(戸籍上は、1915年沖縄の現・糸満市出生)、18歳のときに、兄姉を頼ってフィリピン・マニラに渡り、マニラでは、市場で魚を売買し、糸満出身の女性たちのボス的な存在だったという。1941年、開戦の直前に帰国し石垣島に転居、1944年、台湾に疎開したが、1946年、終戦後に石垣島に戻った。係留されていた18トンの船を買い取って、海人草の密貿易で莫大な利益を得た後、新造船の高速船を購入し、精米所を建設、更に、商事会社を設立するなど、手広く貿易業を行ったが、1954年、頭部の皮膚がんで死去した。 尚、沖縄では、終戦から1950年頃まで、米軍軍政下で民間貿易が禁止されていたが、実際には、台湾ルート、香港ルート、本土ルートで広く密貿易が行われており、米軍も生活必需品を扱う密貿易を強くは取り締まらなかったという。そして、そこで活躍していたのがナツコなのである。 読み終えて、まず感じたのは、我々(私は関東地方の戦後生まれの人間である)は沖縄のこと・沖縄の歴史を本当に何も知らないということである。著者はあとがきで「沖縄には「アメリカ世」や「ヤマト世」があっても「沖縄世(ウチナーユ)」がないというが、戦後の数年間こそ「沖縄世」だったのではないか、このとき沖縄人が秘めていたエネルギーを爆発させたのが密貿易であり、その最前線を走る夏子は彼らの夢だったのかもしれない」と書いているのだが、私は、沖縄の人々の中に、琉球王国時代(或いは更に遡った時代)からの海洋性民族としての血が流れていることを再認識したし、ナツコはそうした沖縄の人々の象徴とも言える存在なのではないかと強く感じた。 また、本作品は、著者が12年間、根気よく取材をした結果世に出たもので、本作品がなければ、密貿易という性格上、歴史としては残ることのなかった内容ではないかと言われる。そうした意味で、インターネットやSNSが浸透した現在、ノンフィクション作品の意義を問う向きもあるが、その問いに対する有力な答えになる作品と言えると思う。 (2024年1月了)

Posted by ブクログ

2023/02/18

戦後の沖縄で隆盛した密貿易において存在感を示した金城慶子(夏子)について書かれた労作。 密貿易であるから公的な文書も少なく、ある程度の風化を経ないと証言者の口も開かなかったが、昭和29年に死去した夏子を知る人々は高齢化しており、「忘れ去られつつあった人物」についての発掘作業だった...

戦後の沖縄で隆盛した密貿易において存在感を示した金城慶子(夏子)について書かれた労作。 密貿易であるから公的な文書も少なく、ある程度の風化を経ないと証言者の口も開かなかったが、昭和29年に死去した夏子を知る人々は高齢化しており、「忘れ去られつつあった人物」についての発掘作業だったようだ。 文庫版あとがきによると、本が出た後で証言者が「あのときはああ言ったが、本当は違う」などと言い出したという。オーラルヒストリーの難しさだ。 取材過程を振り返る中で宮本常一の名が出てくるので著者自身も意識しているのだと思うが、『忘れられた日本人』のテイストが盛り込まれている。 海人(うみんちゅ)の生活スタイルとしての移動が夏子の人生にもあって戦前にはマニラで生活していたことを追っているし、そもそも沖縄で密貿易が広がったのも海人において移動が日常的であったという前提があるという。 そうした民俗学的な面も興味深い。 …確かに興味深いのだが、この本には興味深い題材が多すぎる。 夏子の人生、海人の生活スタイルの表出、密貿易のバックグラウンドとしての米軍と沖縄の関係、そして高齢者を取材して歩く著者のプロセス。 それらを全部盛り込もうとするので読みにくい。うまく整理するか、一部を割愛すればよかったのだと思う。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す