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台所のマリアさま 児童図書館・文学の部屋
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 評論社 |
| 発売年月日 | 1981/11/01 |
| JAN | 9784566011366 |
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台所のマリアさま
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台所のマリアさま
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
図書館の隅にひっそりとあった「マリアさま」に反応 作者はあの「人形の家」(児童小説)のルーマー・ゴッデンじゃないですか! 幼い兄妹がウクライナ人のメイドのためにマリアさまのイコンを手作りしてあげる話 今の子どもにはピンとこないかな 挿し絵がフルカラーで美しい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イギリスで、建築家の両親と3つ下の妹ジャネットと暮らすグレゴリー。小さな頃から母を助けるお手伝いさんと暮らして来たが、たびたび変わるため落ち着かない。それが、新しく来たマルタとは気が合い、懐いている。マルタは心に孤独を抱えている。グレゴリーもそうなのだ。そして、マルタが、自分の居場所であるこの台所には何かが足りない、と話した時、それをマルタに与えるのは自分しかいない、と思う。 そこからのグレゴリーの行動力や変化は両親やジャネットを驚かせ、グレゴリー自身もびっくりするほどだった。グレゴリーとジャネットの会話は、本当に楽しく、仲の良さが微笑ましい。 台所のマリアさまをもらったマルタの喜びはいかほどか、とこちらも嬉しくなる。素晴らしい作品で、何度でも読みたくなる。
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故郷を追われ、異国で孤独な生活を送るウクライナ人のマルタに、いい場所(心のよりどころ)として、台所のマリア様を手作りしてあげたいと思ったグレゴリー。 いつもは内向的で、めったに人と話さないのに、材料を手にいれるために様々なお店に出掛けて行く。高級宝飾店に行って全く場違いなのとお金...
故郷を追われ、異国で孤独な生活を送るウクライナ人のマルタに、いい場所(心のよりどころ)として、台所のマリア様を手作りしてあげたいと思ったグレゴリー。 いつもは内向的で、めったに人と話さないのに、材料を手にいれるために様々なお店に出掛けて行く。高級宝飾店に行って全く場違いなのとお金が全然足りないのとですごすごと引き上げたり、帽子屋さんで事情を説明して端切れをもらったり、お菓子屋さんで自分の腕時計をカタにお菓子を買おうとしたり(包み紙が必要なのだ)、とにかくマリア様を作ってあげたい一心で動くのだ。 そういう経験の中で、人に協力してもらうことを覚えていく…特に妹ジャネットは、いつもお兄ちゃんに邪険にされているのに構わずどこでもついていく。そして、お兄ちゃんにいろんなアイデアを出して事の成り行きは良い方へと進んでいく。ついにマリア様が出来上がって両親に見せる時「全部自分で考えたのよ。どんなに細かいところもよ」と誇らしげに言う。そして「あんたの絵のほうが、博物館にあるのよりずっといいと思うわ」とも。そして、今までだれも入れなかったグレゴリーの部屋にいつでも自由に出入りできるようになっている。 もちろん、マリア様を贈られたマルタの感激はすごかった。 人を喜ばせるために動くことで自分もまた喜びを受けとることができる。これを意図せずやれることがいいんだよね。
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