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あのころはフリードリヒがいた 新版 岩波少年文庫520

ハンス・ペーターリヒター【著】, 上田真而子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2000/06/16
JAN 9784001145205

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あのころはフリードリヒがいた 新版

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商品レビュー

4.4

86件のお客様レビュー

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2024/04/22

この本はノンフィクションという分類の児童文学、作者のリヒターが子供の頃の事実を物語風に描いた作品。 作者リヒターの友達のフリードリヒが、ユダヤ人であることだけで、迫害を受け17歳で殺されてしまう。なんとも不条理な物語。 記録は1925年からはじまり1942年で終わる。 68歳の...

この本はノンフィクションという分類の児童文学、作者のリヒターが子供の頃の事実を物語風に描いた作品。 作者リヒターの友達のフリードリヒが、ユダヤ人であることだけで、迫害を受け17歳で殺されてしまう。なんとも不条理な物語。 記録は1925年からはじまり1942年で終わる。 68歳の私が読むのに適した本かというと、そうではない気がする。 私のサラリーマン人生で、申し訳ないが「ナチス側」につくことはよくあることだったし、それに、あらすじは知っていたのでストーリーの新鮮味がなかった。 やはり、私には児童文学に対して免疫ができてしまっているのか、体温が上がらなかった。中学生ぐらいが読む適齢期では? この本は河合隼雄さんのいろいろな著書で、紹介さている。たとえば、「子どもの宇宙」「うさぎの穴からの発信」など

Posted by ブクログ

2024/03/20

戦間期、ハイパーインフレがようやく収束しつつあったドイツ。同じアパートに住む同い年の「ぼく」とユダヤ人のフリードリヒは、時に喧嘩もしながらともに少年時代を過ごす。 ナチスによるホロコーストが激化する以前から、ヨーロッパには歴史的・宗教的な背景によるユダヤ人に対する潜在的な差別意識...

戦間期、ハイパーインフレがようやく収束しつつあったドイツ。同じアパートに住む同い年の「ぼく」とユダヤ人のフリードリヒは、時に喧嘩もしながらともに少年時代を過ごす。 ナチスによるホロコーストが激化する以前から、ヨーロッパには歴史的・宗教的な背景によるユダヤ人に対する潜在的な差別意識が存在していた。しかし、ぼくとその両親は、フリードリヒたちシュナイダー家と分け隔てなく親しく付き合っていた。 だが戦争が始まるとそれが少しずつ、街の中から変わっていく。ユダヤ人の店への嫌がらせ、経済的な背景も手伝っての露骨な排斥、学校からの排除。特に、フリードリヒの転校のところは先生の温かい言葉とその直後の行動の対比が衝撃的だった。 シュナイダー家が追い詰められていく一方で、ナチ党員になったぼくの父の待遇がどんどんよくなっていくところにも、社会が分断される生々しさが表れている。 ぼくにとってフリードリヒは変わらず友達なはずなのに、次第に表立っての付き合いができなくなってしまう。自分の家族を守るため、結局シュナイダー家を守ることができないやるせ無さ。抑圧された一人一人が、こんな地獄を味わったということを思うとそれだけで苦しくなる。 この悲劇はいつの時代のどこの場所でも起こりうるのではないかという恐怖を感じずにはいられない。

Posted by ブクログ

2023/10/08

歴史が繰り返されるのであれば、戦争も繰り返される。今の日本では考えも及ばないようなことが、ユダヤ人に対して普通に行われていたことを、若い人たちは特に知っておくべき。

Posted by ブクログ

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