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あのころはフリードリヒがいた 新版 岩波少年文庫520
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2000/06/16 |
| JAN | 9784001145205 |

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あのころはフリードリヒがいた 新版
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WW1〜WW2のドイツ、上の階に暮らしていたフリードリヒと一家はナチス政権によって変貌していくドイツで抑圧と孤立、迫害へと追い込まれていくが、幼い頃からの友人でありドイツ人である「ぼく」は何もできない。 -------------------- 児童文学とたかを括って読み始めたの...
WW1〜WW2のドイツ、上の階に暮らしていたフリードリヒと一家はナチス政権によって変貌していくドイツで抑圧と孤立、迫害へと追い込まれていくが、幼い頃からの友人でありドイツ人である「ぼく」は何もできない。 -------------------- 児童文学とたかを括って読み始めたのだけど、とんでもなく辛い読書になってしまった。 ひとつには本書の内容があまりにも辛いことがある。普通の幸せな家庭がユダヤ人という理由だけでひとつずつ身を剥ぐように抑圧と迫害へと仕向けられていく。国家がそちらに踏み出すと誰にも助けを求められない怖さがひしひしと伝わってくるし、助け舟を出せずに指を咥えているしかできない主人公の「ぼく」の気持ちも辛い。辛いが積み重なって最後まで進んでしまう、この救いのなさ(それでも学校の先生や映画館のおばさんやフリードリヒの恋の相手など、ドイツ人の中に違う考えの人もいたという描写を入れたのは、わずかな救いではあるのだろうか)。 もうひとつは、この話があまりにも今の日本と重なる辛さ。序盤でフリードリヒが罵倒され、ユダヤ人の商店が被害を受ける。ヘイトクライムだが、このあたりはもう現実に起こっているし、SNSではそれ以上のヘイトが渦を巻く。日本人の中にもう醸成されきっている他者への暴力の萌芽がある。そういう意味でこの本はこれからの日本に起こることを描いているような気がしてしまって、これが現実感があって非常に辛い。そうなった時、自分はやはり「ぼく」のように震えて見ているしかできないだろう。 「あのころ」の体裁で描かれた物語ではあるけど、「今」に重なって、繰り返す歴史と成長しない人間というものを見せつけられてしまったことがとても辛かった。 決して読んで楽しかったとは思わないので星の数をつけませんでした。でも今の世の中で多くの日本人に読んで欲しい。そしてこのまま進んだらどうなっていくのかをよく考えて欲しいと思った一冊です。
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第二次世界大戦前の1925年にドイツで生まれたドイツ人の“ぼく”とユダヤ人の幼馴染、フリードリヒとの日々を通じて当時のヒトラー政権下のドイツを描く作品。 これはできるだけ多くの人に読んで欲しい 当時のドイツにいるユダヤ人たちの状況がとてもリアルに描かれているのではないだろうか...
第二次世界大戦前の1925年にドイツで生まれたドイツ人の“ぼく”とユダヤ人の幼馴染、フリードリヒとの日々を通じて当時のヒトラー政権下のドイツを描く作品。 これはできるだけ多くの人に読んで欲しい 当時のドイツにいるユダヤ人たちの状況がとてもリアルに描かれているのではないだろうか。 とてもつらい。つらいけど、きっとそうだったんだろうな、と思う。 訳者あとがきによると、著者はフリードリヒたちと同じ1925年生まれ。おそらく作品内のほとんどが著者自身が体験したことだろうと書かれている 120ページで主人公の父が、フリードリヒの父親であるシュナイダーさんに「(中略)早く、でておいきなさい!」と言うシーンがあるんだけど、もうね、これが全てなんよ……主人公一家含むドイツ人たちが今まで共に生きてきた大切なユダヤ人たちに言える唯一の言葉なんよな……。 ほんと、戦争は嫌だ。
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あの頃から年月が経ったというのに、今も同じことが起こり始めてる怖さ…だよな。人間は歴史から学ぶことができる生きもののはず…
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