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千里眼 美由紀の正体(上) 角川文庫
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千里眼 美由紀の正体(上) 角川文庫

松岡圭祐【著】

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千里眼 美由紀の正体(上) 角川文庫

定価 ¥704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2007/09/21
JAN 9784043836123

千里眼 美由紀の正体(上)

¥110

商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2018/12/02

2018.12.02.読み始め 最初の十数ページ。 岬美由紀が①ランボルギーニに乗って登場。 しかも②デニムのセットアップを着用。 その後数ページ、藍の好みのブランド服が③渋谷と原宿の店で買えなかったとかなかったとか。。。 ①〜③、どうも作者のセンスが古臭い。刊行されたのは20...

2018.12.02.読み始め 最初の十数ページ。 岬美由紀が①ランボルギーニに乗って登場。 しかも②デニムのセットアップを着用。 その後数ページ、藍の好みのブランド服が③渋谷と原宿の店で買えなかったとかなかったとか。。。 ①〜③、どうも作者のセンスが古臭い。刊行されたのは2007年、11年前だから、そんなに古い作品じゃないと思ったんだけど。作品の内容より、そのセンスについていけないので本を閉じました。 ブックオフでリサイクル!

Posted by ブクログ

2018/06/07

記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために...

記憶を失った女性が手にしていた国防機密の図面。それを巧妙に掠め取った男に対する岬美由紀の過剰な暴力に周囲は困惑する。その様子を分析した臨床心理士の嵯峨敏也は彼女の暴力に一定の傾向があることに気づき慄然とする。そんな中、時折フラッシュバックする相模原団地の風景の謎を解き明かすために現地に乗り込んだ美由紀が目にしたおぞましい情景とは。

Posted by ブクログ

2017/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上下巻読み通しての感想 ずっとこのシリーズを読んでいた者としては衝撃的な物語でした。 はっきりとではないけれど、何となくかすかに「何かあるのでは?」と感じていた部分もあったので、「これだったのか!」と納得する面もあった。 考えるよりも先に行動している。 そんな美由紀が、この物語ではいつもとは少し違った様相をみせる。 自分自身に対して不安を抱き始める場面では、「そんなに自分ひとりで背負おうとしなくても」と思いながらも、やっぱりその方が美由紀らしいと感じてしまった。 美由紀以外のお馴染みのメンバーに見せ場があり、それぞれの立場で美由紀を助けようとする。 伊吹をはじめ、藍や嵯峨、成瀬や蒲生までが登場する。 美由紀に施された処置は、あの時点での彼女なりの優しさだったのだろうか? それとも、まったく別の意図があったのだろうか? 今となっては真実は知ることは出来ないけれど、無理やり捻じ曲げた記憶は、やがて歪んだ影響を美由紀に与えることまで彼女は予想していたのだろうか。 あまりにも衝撃的な内容に、「ん~…」となってしまった。 過去を知り苦悩した結果、さらに成長した美由紀の姿が見られるラストシーンがいい。 美由紀の最後の台詞が、よりいっそう物語の余韻を強くしていた。

Posted by ブクログ

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