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父 吉田茂 知恵の森文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/09/20 |
JAN | 9784334784881 |
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
親(特に母親)が豪傑過ぎる人の子は、 親を超えることはない、 が持論でしたが、この本読んで、 太郎さんも、親(先祖)の七光を随分受けて アレなのね...と納得した。 (直接関係ないけど鳩山さんちも) あと、相当なお金とバックボーンがないと、 政治家として大成するのは難しいこと...
親(特に母親)が豪傑過ぎる人の子は、 親を超えることはない、 が持論でしたが、この本読んで、 太郎さんも、親(先祖)の七光を随分受けて アレなのね...と納得した。 (直接関係ないけど鳩山さんちも) あと、相当なお金とバックボーンがないと、 政治家として大成するのは難しいことも わかった。 作者からしてみれば、 こんな受け取り方は本意では無いかも しれないけど。 一番興味深かったのは、太郎さんの曽祖母で 吉田茂の義母だった人。 少ししか著述されていないけど、 彼女の人生は波瀾万丈だったに違いない。 彼女の人生を描いた大河ドラマとか、 面白そうだなと思った。 生き様(若くして未亡人、莫大な財産の使い方)も 人間模様(白蓮、吉田茂が親戚)も凄いので。
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「ひじょうに合理的なものの考え方をする一方で、とんでもなく浪花節的な性格が前面に出てくる」ー吉田茂にもっとも近かった三女である著者が、戦後日本を復興させた名宰相の魅力ある素顔を初めて明かす。「国際的なカン」を持ち「どんなときも自分の意見を常に主張した」宰相・吉田茂と、人を惹きつけ...
「ひじょうに合理的なものの考え方をする一方で、とんでもなく浪花節的な性格が前面に出てくる」ー吉田茂にもっとも近かった三女である著者が、戦後日本を復興させた名宰相の魅力ある素顔を初めて明かす。「国際的なカン」を持ち「どんなときも自分の意見を常に主張した」宰相・吉田茂と、人を惹きつけずにはおかなかった「人間としての器」を描いた名作。(親本は1993年刊、2007年文庫化) 吉田茂の間近にいた麻生和子による回想録である。貴重な証言であることはもとより、公人としてではない人間・吉田茂を窺え面白い。「近衛さんの死」p42では、吉田が呟いた「近衛のお化けなんか怖くない」という言葉にしんみりとさせられた。 祖父・牧野伸顕に関する証言も貴重であるが、2・26事件で襲撃された話など、当時の恐怖がリアルに伝わってくる。 駐英大使時代の社交生活も興味深い。戦前のヨーロッパのセレブの交流が窺えて面白い。 解説で、保阪正康が「吉田茂論をひそかに支える書としての意味を理解して、読み進むことが重要」と書いているが、本書の端々に散りばめられた、吉田茂の肉声は貴重な記録と言えよう。
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久しぶりに家の書棚にあった本(私が買ったものではないのですが)を手に取ってみました。 著者の麻生和子さんは、茂氏の三女、最も近くにいた肉親しか知り得ないようなエピソードも多く、まさに政治家然とした政治家を別角度からとらえることは興味深いものです。 とはいえ、本書、実際のとこ...
久しぶりに家の書棚にあった本(私が買ったものではないのですが)を手に取ってみました。 著者の麻生和子さんは、茂氏の三女、最も近くにいた肉親しか知り得ないようなエピソードも多く、まさに政治家然とした政治家を別角度からとらえることは興味深いものです。 とはいえ、本書、実際のところは著者麻生和子さんの自伝でもあります。そのあたり、この本への期待の持ち様によって評価は大きく異なるように思います。ちなみに私の感想は・・・といえば、正直なところちょっと物足りなさが残りました。
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