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手塚治虫「戦争漫画」傑作選(2) 祥伝社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社/ |
| 発売年月日 | 2007/08/29 |
| JAN | 9784396110871 |
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手塚治虫「戦争漫画」傑作選(2)
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手塚治虫「戦争漫画」傑作選(2)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
前作に続き本書を読んでいる。簡単に振り返ると、 手塚治虫氏は昭和3年に生まれ、幼少期を正に軍国日本の真っ只中で過ごしている。中学生になると太平洋戦争が始まり、軍需工場に駆り出されたり、空襲によるアメリカ軍の爆撃を体験してきた。同氏の描く漫画は全てそうした経験がベースとなり、反戦、...
前作に続き本書を読んでいる。簡単に振り返ると、 手塚治虫氏は昭和3年に生まれ、幼少期を正に軍国日本の真っ只中で過ごしている。中学生になると太平洋戦争が始まり、軍需工場に駆り出されたり、空襲によるアメリカ軍の爆撃を体験してきた。同氏の描く漫画は全てそうした経験がベースとなり、反戦、平和への願いが込められて来たという事は言うまでもない。私も幼い頃には学校の図書館で「アドルフに告ぐ」を読んだ記憶があるが、こちらは先の大戦におけるアドルフ•ヒトラーを巡る物語であった。その他の多くの作品においても太平洋戦争やベトナム戦争を扱ったものが多くあり、本書はそうした「戦争漫画」を集めたものとなっている。 本書は主にベトナム戦争時に描かれたものが多くを占め、前回の日本及び自らが経験した太平洋戦争ではなく、アメリカによるベトナム侵攻が題材となっている。こちらも同じ様に反戦への強いメッセージ性が含まれるだけでなく、その中にあった人種差別の問題、沖縄の基地問題にまでテーマは広がっていく。いずれのテーマにしろ、人間が如何に利己的で自分勝手な存在であるかが描かれており、きっと恐らく自らが経験した不条理さをそのままコマの中に、インクに込めて描いているものと感じる。本作「手塚治虫『戦争漫画』傑作選Ⅱ」は二作目という事であるが前回同様、一話完結作品に加え、連載もののブラック•ジャックも収められている。勿論、それを読んだことのない方でも、凄腕の医者が金さえ貰えばどんな死の淵からでも呼び戻す、という物語の内容を十分に理解できるものとなっている。 前作に続き、手塚氏が込めた想いを一コマ一コマ汲み取りながら、じっくりじっくり読んでいきたい内容だ。同氏が想像を絶する悲惨な戦時中から、捨てる事なく持ち続けた漫画への執念と、そこに描いた想いをきっと感じるはずだ。希望や夢は捨ててはならず、どんな状況にあっても一筋の光明を見つけて生きていく事の大切さが伝わってくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
米兵の中に白人と黒人の差別があったのか。。。 日系の人が兵士になった複雑さは聞いたことがあったけれど。 前作に続き、様々な物語が描かれているが、どれも強烈。 『カノン』の、生き残った男性へのかつての同級生からの突込み。 「バカ!おまえ学校の先生になったんじゃろ」 「子どもにいったいなにイ教えとンのじゃ」 「それを子どもに持たせなきゃ先生がつとまるかよっ」 『ブラックジャックあつい夜』の 「戦争は人間のひとりやふたり殺しても罰せられん。…こんな不都合なことがあるのか!?」 カノン(1974) ジョーを訪ねた男(1968) ブラックジャック・あつい夜(1977) ブラックジャック・魔王大尉(1975) ミッドナイト 足柄山の金太郎(1986) 0次元の丘(1969) ザ・クレーター 溶けた男(1969) I.L 南から来た男(1970) イエロー・ダスト(1972) 1985への出発(1985)
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手塚治虫作品の、ズバッと切れ味のよい展開は、毎回感嘆する。容赦ない描写も多くて、でもそれでもまだ作者的には平易な表現にとどめたのではないかと思う。 巻末の、「いかなる状況でも漫画を描く」趣旨の発言は、ほんとうに漫画が好きなきもちがぎゅーと詰まっている言葉。
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