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下山事件 最後の証言 完全版 祥伝社文庫
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下山事件 最後の証言 完全版 祥伝社文庫

柴田哲孝(著者)

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下山事件 最後の証言 完全版 祥伝社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2007/07/26
JAN 9784396333669

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下山事件 最後の証言 完全版

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商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2026/04/08

「祖父が下山事件の実行犯かもしれない」 未解決事件を追っている人間は、思わず手に取ってしまうような見事な掴み。1つ、また1つとピースが埋まっていき、祖父が下山事件に関与していたかもしれないという疑惑が真実味を増していく。 圧倒的な情報量とリサーチで当時の生々しい内実が次々と明ら...

「祖父が下山事件の実行犯かもしれない」 未解決事件を追っている人間は、思わず手に取ってしまうような見事な掴み。1つ、また1つとピースが埋まっていき、祖父が下山事件に関与していたかもしれないという疑惑が真実味を増していく。 圧倒的な情報量とリサーチで当時の生々しい内実が次々と明らかになっていく。GHC、CIA、吉田茂、旧陸軍、731部隊...様々な思惑が交錯し、従来の下山事件関連本では触れられなかった新説や新事実も数多く記載されていて面白味はある。 だが、重要な物的証拠は全て紛失しており状況証拠と、祖父や亜細亜産業に強引に結びつける推論のみだ。 さらに他者の推論に対しては「矛盾がある」「強引」「根拠・物証がない」と切り捨てながらも、自身の推論の都合の悪い部分や強引な点は触れずに進めていく点は、この手の本にありがちで傲慢さが見え、全てを信じるだけの信憑性はない。 また、第三章で私は 「この本は話半分で読んだほうがいいな」 と直感した。 要約すると、重要人物Yに会いに行くが、まず居場所を確かめる為に、現地の役所でその人物の名を口にすると所内がザワザワしだし、対応した職員の上司がなぜか市長に電話。そのまま市長室へ通されて、市長が直々にYに電話で訪問のお伺いをして自宅へ。 これだけでも笑いそうになる。 そして、自宅にあがると日本刀を突きつけられて何しに来た凄まれるも 「いい刀ですね」 と粋な返答をしたことで認められて受け入れてくれた。 とのこと。今どき下手なVシネマでもこんな陳腐な演出はしない。一気に創作感が増してしまっている。 このYとのやり取りも第三者がおらず記録もなく、信憑性に欠ける。身内の証言も多いが、それらも客観的に信用できる証言とは言い難い。 森達也氏の著作を「事実を捻じ曲げた推論」と道断しているが、自身は推測の域を出ないこじつけにさらに推測を重ねるという行為を終始続けているのも噴飯もの。 また、ページ数がかなりあるが話題があっちに行ったりこっちに行ったりで纏まりがなく、文章自体は上手くは無い。むしろ下手だ。本筋と関係のない脱線も多く、「論理的」を「理論的」とするなど言葉の誤用や誤字も多くストレスの溜まる文章だった。

Posted by ブクログ

2025/10/16

昭和怪事件マニアは垂涎の下山事件の真相に迫った渾身作。何よりも「親族が下山事件の犯人かも…」という前提のもとで、白洲次郎、吉田茂、佐藤栄作…戦前戦後に暗躍した昭和の怪物たちとアジア産業との関係は?右派左派のポジションは?GHQは?戦後のキーワードでちりばめながら、謎を紐解いていく...

昭和怪事件マニアは垂涎の下山事件の真相に迫った渾身作。何よりも「親族が下山事件の犯人かも…」という前提のもとで、白洲次郎、吉田茂、佐藤栄作…戦前戦後に暗躍した昭和の怪物たちとアジア産業との関係は?右派左派のポジションは?GHQは?戦後のキーワードでちりばめながら、謎を紐解いていくのが面白い。

Posted by ブクログ

2025/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたしが生まれたのは昭和42年。 当時は「戦争なんて遠い昔の話」と思っていましたが、生まれる二十年ほど前は戦時中でした。 57歳になった今にして思えば、それほど遠い昔のことでもなかったのだと今更ながら驚いています。 そういえば少年時代はテレビドラマや漫画のそこかしこで戦後の重苦しい雰囲気の残り香を嗅いでいたような気がします。 また帝銀事件や下山事件といった未解決事件の情報に触れて、日本の暗部に触れているような何とも言えないおどろおどろしい気分を味わったものです。 下山事件のことは国鉄総裁である下山定則さんが突然行方不明になり、轢死体となって発見されたことくらいしか覚えていませんでした。 下山総裁は戦後の混乱期にあって複数の社会的な断層の狭間に置かれていたこと、そして、どの断層がこの結末をもたらしたとしても不思議ではない状況であったようです。 著者の柴田哲孝さんの祖父はこの事件に深く関係したと疑われる会社に籍を置いており、そのことが一層事件に生々しいリアリティを与えています。 ノンフィクションではあるもののスリリングな展開に息を飲みます。 他にも柴田さんは下山事件について2冊の本を書かれています。 「下山事件 暗殺者たちの夏」 「下山事件 真相解明」 「暗殺者たちの夏」は「最後の証言」で得た情報に基づいて書かれたフィクション、「真相解明」はその後に得られた情報も含め名指しこそ避けているもののこの事件の犯人を特定しています。 ただ、個人的には誰が犯人であるかは大きな問題ではなく、この事件の背景にある社会構造に興味を持ちました。 というわけで、おすすめは「最後の証言(完全版)」です。日本の戦後史に興味を持つよいきっかけになりました。 戦国時代や明治維新の話は間違いなくおもろいですが、直接的に現代社会の骨格を形成したこの時代の話はもっともっと勉強せねばと思いました。 兎に角、去年読んだ本のなかではダントツでおもろかったです。 #下山事件 #下山事件最後の証言 #下山事件暗殺者たちの夏 #下山事件真相解明 #柴田哲孝 #日本の黒い霧 #松本清張

Posted by ブクログ

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