1,800円以上の注文で送料無料

野生馬を追う ウマのフィールド・サイエンス
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

野生馬を追う ウマのフィールド・サイエンス

木村李花子【著】

追加する に追加する

野生馬を追う ウマのフィールド・サイエンス

定価 ¥3,080

1,210 定価より1,870円(60%)おトク

獲得ポイント11P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会/
発売年月日 2007/08/20
JAN 9784130661584

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

野生馬を追う

¥1,210

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2008/03/06

辺境あるいは周辺域というフィールドで人間と自然のかかわりの歴史に思いをはせる女性研究者が語る4種のウマ属の物語。 北海道根室沖の緩(ユルリ)島には一頭の種馬と二十数頭の雌馬とその子馬たちが、なかば野生状態で放牧されている。毎年数頭の子馬(雄)が間引かれ、5年に一度は種馬を入れ替え...

辺境あるいは周辺域というフィールドで人間と自然のかかわりの歴史に思いをはせる女性研究者が語る4種のウマ属の物語。 北海道根室沖の緩(ユルリ)島には一頭の種馬と二十数頭の雌馬とその子馬たちが、なかば野生状態で放牧されている。毎年数頭の子馬(雄)が間引かれ、5年に一度は種馬を入れ替えるという島の歴史も遠からず終わることになるようだ。 いっぽう、カナダのセーブル島には300頭もの再野生馬が50ものハーレム群をつくって暮らしている。そこには縄張りをめぐる尿と糞の絶妙の仕組みが隠されていたりする。 アフリカのケニヤに眼を移せば、シマウマの群れが環境と調和することで、縄張り型の社会になったり、群れ型の社会をつくったりしている。アフリカ人のガイドが発揮する驚異のシマウマ個体識別能力という話も興味深い。 そして、著者がいまもそこで生活しているインドでは、パキスタンにちかい小カッチ湿原に野生インドノロバの雄と家畜ロバの雌のハイブリット=アドベスラが遊牧民や土工、陶工、籠職人などと一緒に働いている姿が見えてくる。アドベスラ生産の秘密が、近代科学の相対化に繋がる真の叡智を見つけるヒントでもあるようだ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品