レジャー白書(2007)

社会経済生産性本部【編】

• 販売会社／発売会社: 社会経済生産性本部生産性労働情報センター/
• 発売年月日: 2007/07/01
• JAN: 9784990219147

商品レビュー

2008/08/12

★読む目的
余暇市場を数字で読む！

★読書レベル
シントピカル読書

★メインブランチ
『はじめに』　『余暇の現実』　『市場の動向』　『需要の変化』　

★ＩＮＰＵＴ
　　・余暇市場は減少傾向。Ｈ18年は15年ぶりに80兆円下回る。特にギャンブル・レジャー
　　　が落ち込んでいて、その他は前年並。背景には観光・余暇の価値観が大きく変化。
　　　マスレジャーの減少、多様化・個性化により顧客志向・個客重視
　　・Ｈ18年の勤労世帯の実収入は、525,254円で前年比0.2アップ（可処分は441,066円）。
　　　家計の消費支出は320,026円前年比に比べ、8,600円ダウン（消費の伸び悩み）。
　　・Ｈ16年以降は、余暇重視が仕事重視を上回る。Ｈ18年正社員の労働時間は1842時間
　　　Ｈ17年より13時間↑（時短進まず）。パート比率は21.4％（Ｈ17年と同水準）
　　・参加人口上位：?外食7160万人?国内旅行5720万人?ドライブ5110万人?宝くじ
　　　4600万人?カラオケ4470万人
　　・市場の動向（78.9兆円）：?娯楽部門52.9兆円（−2.1％）?趣味・創作部門10.9兆円
　　　（-1.4％）?観光・行楽部門10.6兆円（0.5％↑）?スポーツ部門4.3兆（０．０％）

★ウガンダの感想
　国民が何に興味を持ち、どのような傾向があるのか把握し、仕事につなげていきます。

★一言で言うなら
　『余暇需要で経済を読む！』

★ＯＵＴＰＵＴ
　　・娯楽部門の市場は52兆9680億円（2.1％↓）。パチンコ27.4兆円（4.5％↓3年連続↓）
　　　ゲーセン6360億円（1.6％↑店舗数↓）ＴＶゲーム6800億円（36.8％↑）中央競馬
　　　2兆8230億円（2.5％↓）。宝くじ1兆９４０億円（1.0↓）外食12兆3360億円（1.5％↑）
　　　喫茶店・酒場・バー５兆1080億円（2.2％↓）
　　・趣味・創作部門は10兆9690億円（1.4％↓）。カメラ8270億円（3.9％↑）映画2030億
　　　（2.5％↑）ビデオ5140億円（3.７％↓）書籍２兆２０４０億円（0.5％↓）
　　・観光・行楽部門は78兆9210億円（1.6％↓）。乗用車1兆4930億円（6.3％↓）遊園地・
　　　レジャーランド6480億円（2.9％↑）旅館1兆9110億円（3.0％↓）海外旅行9770億円
　　　（7.6％↑）
　　・スポーツ部門は4兆2970億円（0.0％）。ゴルフ用品4390億円（0.2％↓）釣具1970億
　　　（2.0↓）ボウリング場1020億円（1.9％↓）フィットネスクラブ4270億円（6.2％↑）
　　・ニューツーリズムとは個客のニーズに応じた、新しい旅のありかた。
　　　旅の価値観?テーマ性?地域性?参加・体験?地元での交流　

★BookCrossingしたい度
　『★★★☆☆』