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だりや荘 文春文庫
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だりや荘 文春文庫

井上荒野【著】

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だりや荘 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2007/08/10
JAN 9784167737016

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商品レビュー

3

26件のお客様レビュー

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2024/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

んーー、とにかく姉が嫌。 か弱い格好して妹の夫とできてるあたり、本当嫌。 言い訳めいた自分の自信のなさとかかえってすごく自分が好きで自分勝手。 自分が杏だったら姉とも夫とも他人になる。

Posted by ブクログ

2019/11/14

ペンションが舞台だけどちっとも楽しくない。 全体的に漂ってるアンニュイな雰囲気。 迅人ももちろん悪いけど椿も嫌い。

Posted by ブクログ

2019/02/02

事故で亡くなった両親から受け継いだペンション、だりや荘を経営することになった椿と杏の姉妹。椿は杏の夫である迅人と人目を忍ぶ関係になっていく…。 ミステリかと思ったんだよね。早々に違うかな?純文学かな?みたいになるけど、そうでもない。だらだらとした関係を最後まで見ている感じになる...

事故で亡くなった両親から受け継いだペンション、だりや荘を経営することになった椿と杏の姉妹。椿は杏の夫である迅人と人目を忍ぶ関係になっていく…。 ミステリかと思ったんだよね。早々に違うかな?純文学かな?みたいになるけど、そうでもない。だらだらとした関係を最後まで見ている感じになる。 この本のポイントはわかっている。兄弟の信頼、不倫、友人、田舎の町ならではの人間関係といった状況が、ギリギリのところで続く危なさと、何か一つどこかが綻びることで、その関係が全て壊れてしまうのではないかという緊張感と、ほころびていく状況を描きたいのであろう。 しかし、文章が守り守りに入っていってしまって、どうも読んでいてその緊張感が感じられないのだな。純文学として成り立たせるのであれば、どこかこう、壊れてしまう危うさを時間や環境から感じさせる何かが欲しかった。 本作においては、女性二人が言ってしまえば始終脳天気だし、男性側も煮え切らないのではなく楽天的。その辺は、読んでいて焦燥感を感じさせられないので読みやすいが、肝心の綻びのインパクトも無し。 天性の天才的な料理の能力を持つ姉妹や、不倫しようがなんだろうが、女性側は仕方がないんだもーんという開き直りなど、女性向けの雑誌の連載小説の設定という感じ。好きな人は好きだろうし、嫌いではないけど、何も残らない人も多いだろう。

Posted by ブクログ

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