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乃木希典 文春文庫
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乃木希典 文春文庫

福田和也(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2007/08/10
JAN 9784167593063

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 乃木希典
  • 人格探求
  • 歴史的人物
  • 指揮官の魅力
  • 無私の人柄
  • 明治天皇の愛情
  • 日本人の理想像
  • 戦後の評価対抗
  • 忍耐と美しさ
  • 人間性の再考

人徳にあふれた乃木希典の生涯を描いた作品は、彼の評価が分かれる中でもその魅力に迫ります。著者は、戦後に広まった「乃木愚将論」に対抗し、乃木の人格や人間性を強調。彼の指揮官としての能力や、部下を鼓舞する力に焦点を当てつつ、単に有能であることが全てではないとの視点を提供します。乃木の特異な地位や、明治天皇からの愛情も彼の人気の要因として挙げられ、彼の無私の人柄が日本人の理想像として浮かび上がります。また、彼の生涯の中で見られる美しさや愚直さは、現代においても心に響くものがあります。全体を通じて、乃木の存在が持つ深い意味を再考させる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/07/21

司馬遼太郎の「殉死」、「坂の上の雲」により、戦後人口に膾炙してしまった「乃木愚将論」へのアンチテーゼとして書かれた作品、とのことだが、愚将であったことは否定されているわけではなく(どちらかというとそのエビデンスも示ししつつ)、そんなことはどうでも良いくらい人徳溢れる人格者なのだ、...

司馬遼太郎の「殉死」、「坂の上の雲」により、戦後人口に膾炙してしまった「乃木愚将論」へのアンチテーゼとして書かれた作品、とのことだが、愚将であったことは否定されているわけではなく(どちらかというとそのエビデンスも示ししつつ)、そんなことはどうでも良いくらい人徳溢れる人格者なのだ、という主張が展開される。 乃木大将との対比で児玉源太郎大将も語られるが、「有能であることは、大事なことか」という章中タイトルにもある通り、著者は、それだけじゃないだろ、と乃木を擁護する。 しかしながら、乃木と児玉のどちらの下で働きたいかと問われれば、自分は絶対に児玉だし、現代人の大半は同じ答えだろう。司馬史観の影響は否定しようもないが、やはり死にたくはないから。 戦前の乃木の人気の理由としては、軍政のプロパガンダもあるだろうが、根っこには、「明治帝に愛されたから」、という事実があるのではないだろうか。偉い人が敬愛する人というのは、そういう目で見られるものだろうし。 指揮官の大事な能力のひとつに、部下が迷わず死地に突撃できるようにすること、があるとすれば、乃木大将は間違いなく優秀な指揮官なのだろうが(進撃の巨人におけるエルヴィン・スミス団長のように)、作戦指揮能力を補う参謀がそこにいなければ、兵士にとっては悲劇だ。 寝る時も軍服を着ていた、というエピソードは強烈だが、その軍服は既製品ではなく、特別あつらえであり、長靴も同様、と聞けば、ただのカッコつけ師ではないの、と思ってしまうが、でも、カッコつけで切腹殉死など出来るはずもなく、やはり独特の地位を占め続ける特別な人なのだろうと思う。 そういえば、四月に善光寺の資料館の中で、東郷元帥と乃木大将の切手を4000枚位並べて「忠」「霊」の文字を書いたものを見たのを思い出した。

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2022/01/11

乃木希典(のぎまれすけ) 乃木神社に祭られている明治の将軍。 明治天皇が殉死された後あとを追って夫婦で殉死。日露戦争の旅順(りょじゅん)戦で九割近い兵士をなくした司令官。愚将と呼ばれる要素はあれど、殉死後に神社がたつほど国民や天皇から愛されたのは何故なんだろう。 生い立ちは不遇な...

乃木希典(のぎまれすけ) 乃木神社に祭られている明治の将軍。 明治天皇が殉死された後あとを追って夫婦で殉死。日露戦争の旅順(りょじゅん)戦で九割近い兵士をなくした司令官。愚将と呼ばれる要素はあれど、殉死後に神社がたつほど国民や天皇から愛されたのは何故なんだろう。 生い立ちは不遇な人目線で読んでいたけど、中盤にやさぐれていてとんでもない女遊びをしていた時期もあり、なかなかの人物像。一方で 作者の言う通り現代の日本人にない愛国心がこの時代には確実にあり、そのなかで希典は殉死後に国民から慕われたんだろうなと思った。 そして乃木神社にまたお参りに行きたいなと思った。

Posted by ブクログ

2021/04/15

日露戦争後の乃木将軍は、学習院院長として昭和天皇の指導にあたった。明治天皇の死を機会にみずからにけじめをつけたのだろうが、その威光は、昭和天皇を通じて、今も日本を照らしつづけている。乃木が無能な将軍であったことなど考えられない。無私の人、損得のない人は、その良し悪しはともかく、典...

日露戦争後の乃木将軍は、学習院院長として昭和天皇の指導にあたった。明治天皇の死を機会にみずからにけじめをつけたのだろうが、その威光は、昭和天皇を通じて、今も日本を照らしつづけている。乃木が無能な将軍であったことなど考えられない。無私の人、損得のない人は、その良し悪しはともかく、典型的な日本人としてその人柄をしのばせる。

Posted by ブクログ

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