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日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 1996/10/19 |
JAN | 9784480056856 |
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日本人はなぜ無宗教なのか
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商品レビュー
3.9
53件のお客様レビュー
日本人が「無宗教」を標榜するのは、「創唱宗教」に対して無関心なだけで、「自然宗教」は信奉していることが多い。そして、日本人が「創唱宗教」に関心を持たないのは、現実主義的な儒教の普及と、葬式仏教による死後への安心感によって生まれた日常主義(あるいは「浮き世」の観念)が、日常と緊張関...
日本人が「無宗教」を標榜するのは、「創唱宗教」に対して無関心なだけで、「自然宗教」は信奉していることが多い。そして、日本人が「創唱宗教」に関心を持たないのは、現実主義的な儒教の普及と、葬式仏教による死後への安心感によって生まれた日常主義(あるいは「浮き世」の観念)が、日常と緊張関係を持つ創唱仏教と相容れなかったためである。 丸山の「日本の思想」と同じくらい勉強になる本だった。下手な歴史書よりも、こういう平凡な人々の歴史が知れる本が好きだ。 それにしても、人の宗教観なんてものは、明治のゴタゴタのような、権力者が作った構造のもとで、いとも簡単に変わってしまうのだと思うと恐ろしい。
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大学に入る際に読まされたがあんまり内容を覚えていなかったので再読。 宗教学や民俗学に興味を持ち始めた今現在読んだらとても面白かったし幾つかの発見もあったので本は読みたいと思ったタイミングで読むのが一番と再認識させられた。 「創唱宗教」と「自然宗教」の違いや歴史を追っていくなかでそ...
大学に入る際に読まされたがあんまり内容を覚えていなかったので再読。 宗教学や民俗学に興味を持ち始めた今現在読んだらとても面白かったし幾つかの発見もあったので本は読みたいと思ったタイミングで読むのが一番と再認識させられた。 「創唱宗教」と「自然宗教」の違いや歴史を追っていくなかでそもそもこの括りを私たちの中で曖昧にしているからこそ祭や風習を楽しむのに「無宗教」という言葉を使うのではないかとこの本を読んで感じた。ただ、これらの宗教を雑に纏めてしまうことに対して仕方のないことなのかもしれないなとも思う。それは多くの物事に対して細かいところまで区別し主張するのにはそれに対するプライドやこだわりのようなものが必要だからだ。こだわってもないものをただなんとなく否定するためにそれっぽい言葉を使うということはめんどくさがりの人間にとって楽なことであるため、正直なところ知識を得た私たちもこだわりのない人のない集団の中では今後も「自分は無宗教である」といったフレーズを使ってしまうのではないかな(もちろん時と場所は選ぶが)と思ってしまう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
創唱宗教と自然宗教という概念はとても勉強になり、無宗教という言葉に対しても味方が変わった。 天皇制という言葉がたびたび出てきたのは気になったが、、
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