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日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書
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日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書

阿満利麿(著者)

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日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 1996/10/19
JAN 9784480056856

日本人はなぜ無宗教なのか

¥990

商品レビュー

3.9

57件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 日本人宗教観探求
  • 自然信仰の実態
  • 無宗教の文化的背景
  • 信仰と日常生活
  • 儒教影響の考察
  • 柔軟な宗教観の重要性
  • 葬式仏教の役割
  • 日本人の内面の信仰
  • 歴史と宗教の交差点
  • 無関心の背後にあるもの

日本人の宗教観について深く考察した本書は、無宗教とされる日本人の実態を明らかにします。読者は、葬式などの場面で神社や仏閣に関わることから、日本人が実は自然宗教に根ざした信仰を持っていることに気づきます。また、創唱宗教に対する無関心の背後には、儒教や葬式仏教が影響を及ぼしていることが示され、日常生活の中での宗教観がどのように形成されているかを探求しています。さらに、信仰とは強制されるものではなく、自らの内面から生まれるものであるという考え方が強調され、柔軟な宗教観を持つことの重要性が伝わります。歴史的背景や文化的要素が絡み合いながら、日本人の独自の宗教感が描かれた本書は、読者に新たな視点を提供してくれることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

​■ 1行要約 日本人は「無宗教」なのではなく、豊かな「自然宗教」を持ちながらも歴史や「日常主義」によって覆い隠してきただけ。人生の土壇場で絶望や限界に直面したとき、人は先人の教え(宗教)と出会い直す。 ​■ 本書のロジックと要点 ​「無宗教」の正体: 神仏を否定する無神論ではなく、単に「特定の宗派(創唱宗教)の組織・教義に縛られたくない」という意味。根底には、お墓参りやご先祖様・大自然を敬う「自然宗教」が強く染み込んでいる。 ​儒教の浸透の仕方: 中国から入ってきた儒教は、神への信仰というより「社会での生き方・対人関係のマナー」として定着したため、日本人はそれを「宗教」と意識せずに吸収した。 ​明治政府と歴史の歪み: 「神社参拝は宗教ではなく国民の習わし(国家神道)」とする政策や廃仏毀釈によって、千年以上溶け合っていた神社と寺が分断され、日本人の伝統的な宗教観が矮小化(痩細)してしまった。 ​「日常主義」という日本の壁: 日本人は「毎日の平穏な暮らし(尋常)」を守ることを最優先にする。波風を立てず、悪は水に流す「プラマイゼロ」を好むため、本来は激しかった仏教すらも「葬式仏教・年中行事」として日常の中に安全に組み込んでしまった。 ​「回心」と現代人: 大病や身内の不幸など、日常主義が崩壊するほどの不条理にぶつかったとき、人は自分の限界を知り、神仏にすがって生き方を転換する(回心・二度生まれ)。現代の日本人に「無宗教」が多いのは、単にいまの日常が平穏で、回心を必要とするほどの深刻な挫折に直面していないからに過ぎない。 ​■ 自分なりの気づき・感想 ​「自分は無宗教だ」とラベルを貼って思考停止するのではなく、先人たちが遺してくれた豊かな智慧や教えを、人生を納得して生きるための「選択肢」として持っておくことの大切さを学んだ。 ​ウィリアム・ジェームズの「一度生まれ/二度生まれ」の考え方が非常にしっくりきた。今は平穏な「一度生まれ」の状態でいられていることに感謝しつつ、人生の大きな壁にぶつかったときに自分を支えてくれる「心の軸」について深く考えさせられる名著だった。

Posted by ブクログ

2025/10/14

日本人は無宗教だと言われている。実際には葬式等で神社仏閣等でお世話になるので薄らと神様とか仏様という形の本著でいう日本ならではの宗教には皆入っていることだろう。それらも自然宗教(土地や祖霊、家の神々などを自然に敬う等)の一部なのであろう。同時に日本人は創唱宗教(キリスト教や仏教、...

日本人は無宗教だと言われている。実際には葬式等で神社仏閣等でお世話になるので薄らと神様とか仏様という形の本著でいう日本ならではの宗教には皆入っていることだろう。それらも自然宗教(土地や祖霊、家の神々などを自然に敬う等)の一部なのであろう。同時に日本人は創唱宗教(キリスト教や仏教、イスラム教などの教祖や教義に基づく)には関心が無いだけであり、創唱宗教側から見たときに日本人は無宗宗教と見られるのであろう。 さて、私たちは日本人として生まれた時に土地や家など既に自然宗教の中に生きている。創唱宗教へ親が何かに熱心に信仰しているものもあるだろう。それらは構わない。それらは親の信仰であり子に強制されるのは信仰では無い。子の判断で分別がわかった段階でそれを信仰するかを決めることが望ましいだろう。宗教を脅しや恐怖に縛るだけの信仰とはそれは逆にその信仰をする何かへ失礼だと思うのだ。 日本人はアニミズム(自然信仰)として、ゲーム、推しやアニメ、アイドル、インフルエンサーなどに課金をする。これもコンテンツの宗教だろう。解釈を如何様にも広げ柔軟に捉えれば目の前に信仰する何かがいるのだ。それは飽きられ消えることもあるだろう。それは宗教でも同様であり、廃業して解散していく宗教は多い。 宗教は気温や気候、場所によっても性質を大きく変える。日本は四季があり多様な文化が日本という海洋国家として機能しているからこそ、自然宗教が出来上がったのだ。 今ある何かを不必要に強いられて信仰することはない。それは信仰ではなく虐待に入る。本当の信仰というのは引き寄せられるように自分の中から生まれるものなのだ。宗教という言葉に縛られることなく、日常という今を生き感謝出来ることが出来たとすればそれもまた立派なあなただけの宗教となり得るだろう。

Posted by ブクログ

2025/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりにちゃんと読み切れなくて、ぱら読みしながら読破。 宗教を「創唱宗教」と「自然宗教」に分類するというのは納得感があったし、なるほどと思わされたけど、その後はひたすら歴史と事実の羅列で歴史の教科書を読んでいる気分で面白みはなかったかもしれない。 ノットフォーミーだったのかなあ。 知識がほしい人にはいいのかも。

Posted by ブクログ

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