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論語物語 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 1981/04/01 |
JAN | 9784061584938 |
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孔子とその弟子たちの…
孔子とその弟子たちのエピソードを通して、孔子像、弟子たちのキャラクターが身近に伝わってくる。論語を読むのは大変だけど、これなら。
文庫OFF
論語は、きっちり読んではないが、そこそこ知ってるつもりだったし、世の中には論語の解説書やビジネスに生かす論語の本なんかもたくさんある。 下村湖人は生涯かけて論語を読み解き、教育者として、作家としてその思想を追い続けたという。 論語のあちこちの場面を繋ぎ合わせて物語に仕立ててあり、...
論語は、きっちり読んではないが、そこそこ知ってるつもりだったし、世の中には論語の解説書やビジネスに生かす論語の本なんかもたくさんある。 下村湖人は生涯かけて論語を読み解き、教育者として、作家としてその思想を追い続けたという。 論語のあちこちの場面を繋ぎ合わせて物語に仕立ててあり、短いので読みやすい。 心にのこるエピソードもあった。 道を求めるのは処世術ではない。「道は道なるがゆえに楽しみ、礼は礼なるがゆえに好む」のだ。切磋琢磨は苦労だけを言っているのではない。切磋琢磨することそのものを楽しむ心も含まれているのだ、と。 「君子は憂えず、懼れず」というのは、簡単なことではない。「自ら省みて疚しくない人にだけできる」ことである。「人の思惑が気にかかるのは、まだどこか心に暗いところがあるから」。 しかし、これを読んで思うのは、孔子の言う「道」や「礼」や「仁」というものはかなり高いもので、到底「ビジネスに生かす」というレベルではないということ。処世術じゃないのである。 孔子はあちこちの国の主君から政治の指南役として召し抱えられたこともあったが、思うようにはならなかったらしい。当然である。政治家が今と根本から違っていたとは到底思えず、自国(ひどい時は個人)が有利になるよう戦略を練っていたわけで、それは孔子の言う「君子」とは全く違う。孔子を近くに置いたら、めんどくさい忠告ばかりされると考えただろう。まあ、孔子の評判が高いのでステータスにはなるが。 彼の一番の功績はやはり、弟子に慕われたことに尽きるのでは。キリストしかり。親鸞しかり。 あとは「女子と小人は養い難し」というのは気にいらない。優しくすればつけあがり、遠ざけると怨むって、男もそうじゃない?自分にも妻子がいたくせに。 出てくるのはほとんど男。男たちが道とは、君子とはと考えたり議論したりしてられたのは、家事育児をしてくれた女がいたからじゃないの? まあ、アダム・スミスを持ち出すまでもないし、二千年前のことですからね。こんなもんだろとは思う。 いいことも書いてあるから読んで損はしないが、私は中島敦の「弟子」の方が文学作品としては圧倒的に良いと思う。子路の孔子への切ないほどの愛が感じられて、太宰治の「駆け込み訴え」と同じくらい好き。(『論語物語』は1938年に発表され、中島敦の「弟子」は1943年。)
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『次郎物語』の作家で、教育思想家でもあった下村湖人が、『論語』を物語として書き紡ぎます。 分かりやすい言葉で、孔子や弟子たちが直接語りかけてくるようです。 とても分かりやすいです。 子いわく、君子は人の美を成し、人の悪を成さず、小人はこれに反すと。(顔淵篇) ー 129ページ
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