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論語物語 の商品レビュー

4.3

51件のお客様レビュー

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孔子とその弟子たちの…

孔子とその弟子たちのエピソードを通して、孔子像、弟子たちのキャラクターが身近に伝わってくる。論語を読むのは大変だけど、これなら。

文庫OFF

2024/02/12

『次郎物語』の作家で、教育思想家でもあった下村湖人が、『論語』を物語として書き紡ぎます。 分かりやすい言葉で、孔子や弟子たちが直接語りかけてくるようです。 とても分かりやすいです。 子いわく、君子は人の美を成し、人の悪を成さず、小人はこれに反すと。(顔淵篇) ー 129ページ

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2024/01/04
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ちょっと読みにくかった 音楽の世界は一如の世界 対立は許されない 自分の欲しないことを人に施さない

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2023/06/28

読みやすい論語、孔子の口調が説教臭く少し抵抗あるも概ねの部分は共感出来る。 印象的なワード 朝に道を聞けば夕べに死んでも悔いはない。 永遠は現在の一瞬にある。刻下に生きる心こそ永遠に生きる心。 なぜ君はそんなにクヨクヨするのじゃ、それは君が君自身を愛しすぎるためではないかな。

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2023/04/29
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論語を物語形式ででわかりやすくしてくれてありがたい。 でも、そうなるとどうしても原文を読み飛ばしてしまうから次はもっと原文よりのを読みたい。 学んで思わずばすなわちくらし 深く考える方法がわからない

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2023/02/02

論語に記される言葉を、物語にしてわかりやすく説明されていて、自分の理解がいかに表面的であったか身に積まされると同時に、深い感嘆を覚える作品でした。

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2022/08/29
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考える材料をもらった、という印象。 自分の現実にあてはめるのが困難で上滑りしそう。 これから10年計画で咀嚼。

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2023/04/06

前後のつながりもない何遍もある論語を一つの物語として記憶に残りやすい様に物語に仕立てていることが、本書の価値だと思う。 大いなる道といふもの世にありと思う心はいまだも消えず(小金井の浴恩館にある歌碑 下村湖人作) 生涯を青年教育にかけたからこそ、論語を物語に仕立てると言う発想...

前後のつながりもない何遍もある論語を一つの物語として記憶に残りやすい様に物語に仕立てていることが、本書の価値だと思う。 大いなる道といふもの世にありと思う心はいまだも消えず(小金井の浴恩館にある歌碑 下村湖人作) 生涯を青年教育にかけたからこそ、論語を物語に仕立てると言う発想があったのだろう。 人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うるなり 今の自分に最も必要な言葉だと思う。思い通りにならないとどうしても、他責にしてしまいがち。 君子は人の美を成して、人の悪を成さず これも、今の自分に欠けている。相手の良いところを妬まず、美点を伸ばし、悪いところを乗ずるようなことはしない 茂木健一郎 人格を作品として磨く 論語は孔子のしご250年して弟子たちが編纂したもの それだけ孔子の人格は忘れがたかったということ 名誉も富も財産でもなく、最後に残るのは人格。 人生は自分の人格を作品として磨くと心がけていれば楽しい。磨くためには生の体験と学問をすること。ありとあらゆることを学ぶこと。が大事。 https://youtu.be/2vICU81XC-M *** 2022/03/06 湯島聖堂へ。荘厳な雰囲気と巨大な孔子像に、心が澄み、背すじが自然と伸びる不思議な場所。 孔子像の横にある言葉 「有教無類」 教え有りて類(ルイ)無し。 『論語』衛(エイ)霊公(レイコウ)篇 【人は教育によってどうにでもなるものであって、生まれたときから差があるわけではない】 2022/03/14 知仁勇

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2022/01/17

國學院大學「大学生にこそ読んで欲しい」おすすめ本アンケートより。 ※國學院大學図書館  https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB00575881

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2021/09/11

孔子と弟子とのやり取りを描いた「論語」を、生涯を通して論語を研究した著者が、ストーリー仕立てで再構成したもの。 人物の心理描写がとても生き生きと生々しく描かれていて、すんなりと読むことができた。 本当に紀元前5世紀の書なのか?と思えるほど、人間の抱く悩みは古今東西ここまで共通す...

孔子と弟子とのやり取りを描いた「論語」を、生涯を通して論語を研究した著者が、ストーリー仕立てで再構成したもの。 人物の心理描写がとても生き生きと生々しく描かれていて、すんなりと読むことができた。 本当に紀元前5世紀の書なのか?と思えるほど、人間の抱く悩みは古今東西ここまで共通するのかと思わされる。 あらゆるタイプの人物が弟子として描かれていて、一人は共感できる弟子がいるのではないでしょうか? こんなことやってしまうな、思ってしまうな、とつい弟子に感情移入してしまい、緊張感を持って孔子の発言に聞き入ってしまう。 個人的に刺さったのは、「自らを限る者」の章。弟子の冉求(ぜんきゅう)は、孔子の教えにのめり込めず、素質や才能がないから向いてないと弱気になっていた。それを孔子に打ち明けたところ、『大して努力もしない内から、自分を見限ろうとするのは、自分への甘さであり言い訳でしかない。探究心が燃えてない証拠だ』と一蹴される。 単なるhow-toではなく、生き方の端緒を学べる。 学生から企業人まで、あらゆる世代に薦めたいし、常に傍らに置いて何度も読み返したい一冊。

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