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胎児の世界 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1983/05/23 |
| JAN | 9784121006912 |

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商品レビュー
3.6
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人類の胎児は、母胎の中で成長する過程において、太古の原始生命体が上陸を始めてから経験した体内器官の変化と同じ変化を経験しているはず。そしてその顔も、まさしく生物の進化と同じく魚類、爬虫類、獣と経て、人間の顔となっているはず。それを確かめるには生の胎児を解剖するしかない。それを禁忌...
人類の胎児は、母胎の中で成長する過程において、太古の原始生命体が上陸を始めてから経験した体内器官の変化と同じ変化を経験しているはず。そしてその顔も、まさしく生物の進化と同じく魚類、爬虫類、獣と経て、人間の顔となっているはず。それを確かめるには生の胎児を解剖するしかない。それを禁忌と筆者は感じつつも、解剖医としての本能には抗えず、堕胎した胎児を集めてその頭を落とす……。 序盤の、受精鶏卵の中で成長する胚子の血管に注射針で墨を流し込むとゆうのですでにショックを受けたが、思えばそういった研究がなければ現代医学もあり得なかった。 胎児の受胎から一箇月ころのスケッチがいくつか掲載されていて、みていたら『鋼の錬金術師』のエンヴィを思い出した。魚類のような爬虫類のようなよくわからない生物が、鋭い歯で人などに噛みつき、寄生し、憑依してしまうとゆう設定で、それはまあ置いといて、あの容姿がその受胎一箇月の胎児を聯想させる。勝手に何か納得してしまった。 自らの解剖医としての考察や体験についてはとても興味深いものがあったが、それ以外のところ、椰子の実の話とか、終盤の道教の話とか、なんとも新興宗教的な内容もあって、牽強附会なのも目立った。勿体ない。 抄訳 生命体の母なる海洋で生まれた古代魚は、気候変動などの原因により上陸を志し、あるものは陸にのこり、あるものは海へと引き返した。そこからある者は陸にのこり、ある者は海へ引き返した。 陸の環境に適応する前に海へ戻った者は、肺臓を鰾(うきぶくろ)に変化させた。いま魚類と呼ばれる生物のうち、鰾をもたないのは鮫だけであるとゆう。 陸にのこった者の中からは哺乳類が誕生した。人間の顔面の筋肉を観察すると、口から目、耳、頬と繋がっているのがわかるが、この一帯の筋肉構造は魚類時代に鰓を開閉させるために使われた筋肉の名残であるとゆう。つまりそれは皮膚感覚とゆうよりも、より生命本来の感覚に近い内臓感覚を有つ。 脾臓の由来を明らかにしたい筆者は、受精鶏卵に来る日も来る日も墨を注入し続けることで、鶏の受精卵から雛が生まれるまでの過程で臓器がどのように発達するのかを観察した。しかし業者から買い受けた鶏卵はどれも四日目になると生命活動が急激に低下し、活潑のころには注射器の針を刺すだけで墨が吸収されていたのが、この頃になると斑らにしか行き渡らないようになった。 この頃の卵の中では、胃の附属機関として造血を担っていた部分が静脈を産み落とし、脾臓として独立した臓器になるための変化が起こっていたことを、筆者は研究の結果知った。その脾臓は海から陸にあがった生物にみられる特徴であり、受精卵の中ではまさに上陸作戦が繰り広げられていた。受精卵の中の生命が衰弱していたのは、上陸作戦に生命そのものを賭していたことの表れであった。 --- p.16 「いうなければ」ってなに? p.42 「『記憶』とは『憶を記す』であるが、この『憶』は『啻=言中也』と『説文解字』にあるように、……過不足ない状態を象るものといわれる。」 何が言いたいのか、特に後半は全然意味わからんけど、憶は記の賓語(目的語)ではなく、どちらもオボエルの意味の動詞。
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母胎の世界の神秘さを思い知らされる。三木氏のいう、リズムを基調とした生命の宇宙。伊勢神宮の式年遷宮にも演繹される宇宙の周期性。興味深かった。 機械論的自然観と目的論的自然観の絶妙なバランスをとる本書であるが、当時からさらに進んだであろう細胞発生学の最新の知見を基にして内容を補足し...
母胎の世界の神秘さを思い知らされる。三木氏のいう、リズムを基調とした生命の宇宙。伊勢神宮の式年遷宮にも演繹される宇宙の周期性。興味深かった。 機械論的自然観と目的論的自然観の絶妙なバランスをとる本書であるが、当時からさらに進んだであろう細胞発生学の最新の知見を基にして内容を補足した本が出ればと思う。
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この本を誰に勧められたのか? 福岡伸一かもしれない。 養老孟司が絶賛していたことは間違いない。 とにかく、信用できる人の推薦文読んで手に入れたはずだ。 そして、その推薦は正しかった。 胎児の解剖を通じて、「個体発生は系統発生の短い反復である」という脊椎動物一億年の歴史を封じ込め...
この本を誰に勧められたのか? 福岡伸一かもしれない。 養老孟司が絶賛していたことは間違いない。 とにかく、信用できる人の推薦文読んで手に入れたはずだ。 そして、その推薦は正しかった。 胎児の解剖を通じて、「個体発生は系統発生の短い反復である」という脊椎動物一億年の歴史を封じ込めた胎児の不思議さが開示されて驚くばかりだ。 胎児の経時的変化を示した写真の説得力は大きい。 そこには、有無を言わさぬ系統発生の証拠が示されている。 羊水は古代海水であり、母乳の存在が人の口の形状を生み出すという。 科学と文学的想像力の融合。
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