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ニーチェ 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 2005/05/20 |
| JAN | 9784004203612 |
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ニーチェ
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ニーチェ
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
ニーチェの生い立ちから思想の体系的な解説、そしてニーチェの与えた影響まで扱った入門書。永井均の『これがニーチェだ』しか読んだことがなかったため、初めてまともなニーチェ像を学ぶことができた。ページを繰るたびにこれまでの視点がひっくり返るような刺激的な内容で面白かった。 ソクラテス...
ニーチェの生い立ちから思想の体系的な解説、そしてニーチェの与えた影響まで扱った入門書。永井均の『これがニーチェだ』しか読んだことがなかったため、初めてまともなニーチェ像を学ぶことができた。ページを繰るたびにこれまでの視点がひっくり返るような刺激的な内容で面白かった。 ソクラテス以後のキリスト教〜近代理性社会を〈力への意志〉に基づく仮構とみなし、ギリシア悲劇のようなアポロ的なものとデュオニュソス的なものが架橋された世界、すなわち美による救済がもたらされた世界を理想とした。〈力への意志〉という根源的原理によって世界を認識することは、〈力への意志〉そのものも対象となり、全てが解釈=仮構となる危険性を孕む。ゆえにニーチェは〈永劫回帰〉の思想、つまり現在の状態も以前起こったこと、もしくは未来も起こることであり、繰り返されるものなのだという現状肯定の思想(というよりも神秘的な体験?)を体現した者を〈超人〉として、〈力への意志〉による解釈の連鎖を乗り越えようとした。が、この〈超人〉や〈永劫回帰〉が理解されず、キリスト教や近代理性はルサンチマンの産物に過ぎないという主張が、キリスト教や近代理性に抑圧された人々(弱者)のルサンチマンを駆り立て、ドイツのナショナリズムへと利用されてしまった。 〈永劫回帰〉や〈力への意志〉の解説はそこまで深くなく、新書では扱いにくいのだろうか? 理解しきれない部分があった。
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ニーチェの生涯と思想についてわかりやすく解説している本です。 著者は、氷上英廣のもとでニーチェについて学んだ研究者で、本書はニーチェの入門書として長くスタンダードな地位を占めているといえるのではないかと思います。内容にかんしてもオーソドックスといえるもので、ニーチェの思索が展開...
ニーチェの生涯と思想についてわかりやすく解説している本です。 著者は、氷上英廣のもとでニーチェについて学んだ研究者で、本書はニーチェの入門書として長くスタンダードな地位を占めているといえるのではないかと思います。内容にかんしてもオーソドックスといえるもので、ニーチェの思索が展開される背景にあるヨーロッパ文化史を参照しつつ、ニーチェがそれらにどのように対峙してみずからの思想を形成していったのかということが解き明かされています。 こうしたスタンスで書かれているため、ニーチェの思想が秘めているラディカルな魅力を削いでしまう危険性もなくはないのでしょうが、入門書としては安心して読むことのできる内容だと感じました。
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『悲劇の誕生』についての解説は、まことに明快でわかりやすい。しかし、「力への意志」、「超人」、「永遠回帰」などについては、その思想そのものが難解なためか、どう解説していけばよいのか、筆者自身も戸惑っている印象を受けた。
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