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宮沢賢治 存在の祭りの中へ 岩波現代文庫 文芸35
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宮沢賢治 存在の祭りの中へ 岩波現代文庫 文芸35

見田宗介(著者)

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宮沢賢治 存在の祭りの中へ 岩波現代文庫 文芸35

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2001/06/18
JAN 9784006020354

宮沢賢治

¥825

商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 自我探求
  • 宮沢賢治
  • 農村の違和感
  • 生命の交流
  • 資本主義批判
  • 知的感応
  • 高校生向け
  • 再読の発見
  • 美しい文体
  • 文学の深層

自我を巡る深い考察が展開されるこの作品は、宮沢賢治の文学を通じて「自分とは何者か」というテーマを探求しています。著者は、賢治の作品が持つ表現の背景を感じさせる力や、彼の哲学と人生に根ざした美しい文体に魅了されています。農村への違和感や資本主義への批判を通じて、賢治が示した他者との生命の交流の重要性が浮き彫りにされ、現代社会に生きる私たちにもつながるメッセージが伝わります。瑞々しい文章は、知的でありながらも感情に響くものであり、高校生にも深い感応を与えるとされています。再読することで新たな発見があり、賢治そのものを読みたくなる魅力が詰まった一冊です。著者の他の著作との対比も興味深く、彼の多様な可能性を感じさせます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/04/04

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1775813983901237545?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

2022/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リンゴの中を走る汽車    -2007.06.28記 こんなやみよののはらのなかをゆくときは客車のまどはみんな水族館の窓になる 乾いたでんしんばしらの列がせはしく遷ってゐるらしい きしゃは銀河系の玲瓏レンズ巨きな水素のりんごのなかをかけてゐる りんごのなかをはしってゐるけれどもここはいったいどこの停車場だ枕木を焼いてこさえた柵が立ち 八月のよるのしづまの寒天凝膠-アガアゼル 宮沢賢治の「青森挽歌」という長詩-252行詩の、冒頭の数行。リンゴというものの形態-- それは丸いものにはちがいないが、閉じられた球体などではなく、孔のある球体であること。それ自身の内部に向かって誘い込むような、<本質的な-孔>をもつ球体。 「りんごのなかをはしってゐる」汽車とは、存在の芯の秘密の在り処に向かって直進していく罪深い想像力を誘発しながら、閉じられた球体の「裏」と「表」の、つまりは内部と外部との反転を旅するものとなる。畢竟、私たちの身体の、その脊髄内部の中枢神経は、もとはといえば、肺の表面を覆っていた外胚葉の<陥入>によるものである」という。 いわば、私たちの身体は、内側に向かって、一旦、裏返されているものなのだから、賢治の、このリンゴのなかを走る汽車のように、空間の外部が内部に吸い込まれていくという反転のイメージは、生物の発生学では、なじみの深い形象でもあるのだ。

Posted by ブクログ

2019/03/16

宮沢賢治の作品を通して「自我」とは何かを論考する。 著者は「ふつうの高校生に読んでほしい」と思って書いたのだそうだ。 「自分とは何者か」を考えるのは近現代における人間最大のテーマだからね。だけど「ふつうの高校生」って誰だよって思っちゃう。難しいというか、こういう文章への習熟は必要...

宮沢賢治の作品を通して「自我」とは何かを論考する。 著者は「ふつうの高校生に読んでほしい」と思って書いたのだそうだ。 「自分とは何者か」を考えるのは近現代における人間最大のテーマだからね。だけど「ふつうの高校生」って誰だよって思っちゃう。難しいというか、こういう文章への習熟は必要だよね。 人が何を見てどう生きたのかのすべてをテキストにすることなんてできるはずもない。表現されたものの背景を読者により感じさせる力が賢治の作品にはある。だから宮沢賢治に魅かれるんだ。

Posted by ブクログ

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