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東海道中膝栗毛(上) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1983/06/01 |
JAN | 9784003022719 |
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東海道中膝栗毛(上)
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東海道中膝栗毛(上)
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
図書館で借りた。 江戸時代に十返舎一九によって書かれた”滑稽本”。栗毛とは馬のことで、タイトルを意訳すれば「東海道を馬に乗らずに歩いた旅物語」とでも言うだろうか。 先日、松尾芭蕉の『おくのほそ道』を読んだが、あちらは章によって漢文のごとく漢字びっしりだったり、かな文字多めの章だっ...
図書館で借りた。 江戸時代に十返舎一九によって書かれた”滑稽本”。栗毛とは馬のことで、タイトルを意訳すれば「東海道を馬に乗らずに歩いた旅物語」とでも言うだろうか。 先日、松尾芭蕉の『おくのほそ道』を読んだが、あちらは章によって漢文のごとく漢字びっしりだったり、かな文字多めの章だったりしたが、本書は全編にわたってセリフが多く、かな文字多めだ。そのセリフも鉤括弧で始まるが、"括弧閉じ"が無いのが独特な雰囲気。 また東海道が冠しており、地名もところどころ出てくるものの、『おくのほそ道』ほど土地を感じさせない。あくまでメインは人の物語と感じた。 上巻は江戸から、名古屋まで行き桑名への船旅まで。 読んでウフフと微笑むほどの当時のセンスとその読解力は私には無いかな。
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著者:十返舎一九(1765-1831、静岡市葵区、戯作者) 校注:麻生磯次(1896-1979、山武市、日本文学)
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字は小さいし見慣れない漢字かな遣いだが、読んでみれば古語でもないし意外に読みやすい。 下ネタの多さにびっくり。馬に乗ったり籠に乗ったり、茶屋で休んだり、全く辛い旅ではない様子。 延々似たことの繰り返しに思えて、浜名湖の手前で飽きてしまった。 当時も「道中記」という旅行案内本...
字は小さいし見慣れない漢字かな遣いだが、読んでみれば古語でもないし意外に読みやすい。 下ネタの多さにびっくり。馬に乗ったり籠に乗ったり、茶屋で休んだり、全く辛い旅ではない様子。 延々似たことの繰り返しに思えて、浜名湖の手前で飽きてしまった。 当時も「道中記」という旅行案内本があったようで、弥次さんが作中で読んでます。 神奈川宿 休憩(鰺) 戸塚宿 宿泊 藤沢宿 休憩(団子) 小田原宿 宿泊? 甘酒と梅干し 三島宿 宿泊(お楽しみも) 釜が淵(沼津駅手前) 餅など 原の宿 蕎麦 吉原の駅(外れ) 菓子 蒲原 宿泊 倉沢(由比) 休憩 興津 糠だんご 府中(静岡) 宿泊と夜遊び 丸子 休憩、とろろ食べ損ねる 岡部 宿泊(大井川明け待ち) 白子町 酒 まだまだ続く
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