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ことわざの論理 ちくま学芸文庫
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ことわざの論理 ちくま学芸文庫

外山滋比古【著】

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ことわざの論理 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2007/07/10
JAN 9784480090881

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2026/02/11

転 石苔を生ぜず。A rolling stone gathers no moss  そんな言葉があった。 どこの国でも同じことを考えるものだ。 と、ここにもそう書いてある。 でも最近少し違った意味にも使い出したそうだ。 アメリカ式解釈で、優秀な人なら引く手あまたで席が温まる暇が...

転 石苔を生ぜず。A rolling stone gathers no moss  そんな言葉があった。 どこの国でも同じことを考えるものだ。 と、ここにもそう書いてある。 でも最近少し違った意味にも使い出したそうだ。 アメリカ式解釈で、優秀な人なら引く手あまたで席が温まる暇がない。それって「会社変わるの、ここではまだ no mossなのにね、うらやましいです」なんていわれるのかな。 この言葉がイギリスで生まれたときは、絶えず商売換えする人に金はたまらないという意味だったとか。 私は日本人なので、それに心も少し古びて来たし、やっぱり腰の定まらない人は生活も安定しない、と感じるけど。そういうのこの頃はちがうような。お目に留まるくらいのヘッドならハンティングの網に引っかかって冒険もできるだろう。 一芸を極める、なにかに取り憑かれたような人が面白いと思ったりしてきたが。 私的には(詩的と変換された、pc君、君なかなか深い、魅力的だ。)一芸ゆえの清貧というのもほどほどまでなら環境も詩的で美しいかもと感じる。 終身雇用も危なくなってきたら、能力を磨かないと苔が生えると言われかねない気もする。 イギリスのことわざと比べて 「人間はやはり人間としての心を共有している。」と書いてある。 今読んでいる、アフリカの作家が書いた「やし酒飲み」でも、遠い国のぶっ飛んだ冒険談だけれど、どこか身近な親しみを感じるのはこのことだろう。 項目が多いので折に触れて少しずつ読もうと思っている。面白い。

Posted by ブクログ

2025/01/31

ことわざの論理 著:外山 滋比古 紙版 ちくま学芸文庫 ト-10-1 ことわざは庶民の知恵で始まる本書は、わすれていたことわざを思い起こさせるなつかしい思いがします 欧米にも、日本と似たようなことわざは多く、人のこころは通い合っています。 紹介があったのが、以下です。 転石...

ことわざの論理 著:外山 滋比古 紙版 ちくま学芸文庫 ト-10-1 ことわざは庶民の知恵で始まる本書は、わすれていたことわざを思い起こさせるなつかしい思いがします 欧米にも、日本と似たようなことわざは多く、人のこころは通い合っています。 紹介があったのが、以下です。 転石、苔を生ぜず  ≒ A rolling stone gathers moss. 夜目遠目傘の内 ≒ Choose neither women nor linen by candle-light. (女も着物もろうそくの光で選ぶな) ≒ Fair and far off. (遠くのものは美しい) 急がばまわれ ≒ Make haste slowly. オキシモロン 矛盾することばを結び付けていることわざ 公然の秘密 まけるがかち ありがためいわく 船頭多くして船、山に登る ≒英国 コックが多すぎるとスープができそこなう  露国 子守り七人、こどもは盲目  エジプト ふたり船長のいる船は沈む 灯台もと暗し ≒ロンドンのニュースは田舎へ行って聞け  名著を読んだら著者に会うな  岡目八目 娘は棚に上げ、嫁は掃きだめからもらえ (身分のいいところから嫁をもらうとろくなことがない) ≒英国 妻を迎えるときは、ハシゴをおりろ 想うて通えば千里が一里 ≒恋は距離をあざけり笑う 我愚人を愛す (バカはみんなに愛される) ≒バカにつける薬なし  バカのひとつ覚え  バカの一念  バカとハサミは使いよう  バカはしななきゃなおらない  バカな子ほどかわいい 便りのないのはよい便り = No news is good news. 人の噂も七十五日 ≒ A nine days wonder. (九日間のおどろき) 勝てば官軍 負ければ賊 ≒ Night is right. (力は正義) ≒強い者がち ≒泣く子と地頭には勝てぬ 目次 ことわざ好き 転石、苔を生ぜず 隣の花は赤い 夜目遠目傘の内 三尺下がって師の影を踏まず 急がばまわれ 船頭多くして船、山に登る 灯台もと暗し 娘は棚に上げ嫁は掃きだめからもらえ 鶏口となるも牛後となるなかれ 話半分腹八分 想うて通えば千里が一里 弘法も筆の誤り 目くそ、鼻くそを笑う 桜切るバカ、梅切らぬバカ 売り家と唐様で書く三代目 三つ児の魂百まで 三十六計逃げるに如かず 便りのないのはよい便り 人の噂も七十五日 餅は乞食に焼かせろ 医者の不養生 勝てば官軍、負ければ賊 人の行く裏に道あり花の山 終わりよければすべてよし ことわざ索引 あとがき ISBN:9784480090881 出版社:筑摩書房 判型:文庫 ページ数:224ページ 定価:780円(本体) 2007年07月10日第1刷発行 2012年08月30日第7刷発行

Posted by ブクログ

2025/01/09

ことわざの奥深さを再発見できた一冊。時代を生き抜いてきた言葉であるだけに、物事の本質を突いており、日本人が持つ気風が含まれているのがよく分かる。外山先生の解説も鮮やかであり、海外のことわざとの違いも面白い。 特に気に入ったのは「三十六計逃げるに如かず」。以下に意訳する。 ---...

ことわざの奥深さを再発見できた一冊。時代を生き抜いてきた言葉であるだけに、物事の本質を突いており、日本人が持つ気風が含まれているのがよく分かる。外山先生の解説も鮮やかであり、海外のことわざとの違いも面白い。 特に気に入ったのは「三十六計逃げるに如かず」。以下に意訳する。 --- 戦時では捕虜になるよりは自決せよと命じる。平時になれば自決の強要は被人道的だったと言う。しかし企業が事故や不祥事を起こせば、マスコミや世間は責任者を吊し上げる。善後の措置だけでは承知しない。辞職を要求する。自決に近い強要を平気で行っている。玉砕精神の国民性は根強い。 --- なるほどー。最近こそ心理的安全性とか頑張りすぎないことも良しとする風潮が出てきたけど、それ以前は逃げを美徳とする風潮は無かったなぁ。

Posted by ブクログ

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