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人間はどこまで動物か 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
| 発売年月日 | 1991/09/01 |
| JAN | 9784004161219 |
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人間はどこまで動物か
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
冒頭の、まえがきよりも前にある、訳者による「この本を読む方へ」が、非常にありがたい。読み飛ばすべからず。 決して厚い本ではないが、難解である。 特に前半は、当時の常識への反論や、自らの主張への反論に備えた布石がおおくて、なかなか本筋の話が進まない。いったい何を言ってるのか分から...
冒頭の、まえがきよりも前にある、訳者による「この本を読む方へ」が、非常にありがたい。読み飛ばすべからず。 決して厚い本ではないが、難解である。 特に前半は、当時の常識への反論や、自らの主張への反論に備えた布石がおおくて、なかなか本筋の話が進まない。いったい何を言ってるのか分からないと思ったら、良いタイミングで太字が出てきてまとめてくれる。非常にありがたい! 数式を説明するように、理屈で丁寧に下支えしながら進んでいくので、読むのにも根気がいるが、3章を乗り切ったあと4章から先は突然めちゃくちゃ面白い。 ヒトの赤ちゃんは他の動物やサルと比べても特異な点が多い。 完成して生まれてくる割に身体がアンバランスだったり。「おそろしく未成熟で能なし」だったり。比較的妊娠期間が長い生き物でありながら、本来もう1年子宮にいるべき未完成な状態で産まれてくるのだと説く。 ではなぜヒトだけが、そんな特異な状態で産まれるのか。そして産まれてから1年で、乳児にはどんな変化が起きているのか。 進化論という考えが世の中に広がり政治が揺れていた時代に、なにが人間らしさかは動物と比較して初めて分かると説く。【離巣性】【就巣性】、【生理的早産】といった有名なキーワードは1章と2章で早々とでてくる。イラスト付きでかわいい。 5章でちょっと「児童の世紀」(エレンケイ)に触れるのも興味深い。そうか同じ時代だったのかと思う。他の作品がクロスオーバーする感覚で楽しい。 巻末の「編集者による解説」も、非常に丁寧でありがたい。 教育の知見を広げたいと思い読んだが、当時の時代背景や政治についても知見が広がる、知識ぎっしり詰まった名著。
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類人猿より成長が遅いという点は、別の書籍で読んだという記憶が薄ら思い出したのだが、本著だったかどうかまでは思い出せず。 人間の横暴さから観ると、地上の生命や自然に対して、ただただ謙虚でありたいと思う。
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人間の動物との違いについて,一番近い類人猿との違いから解いている本である。 『原理講論』のように難しく書いてあるため,簡単に絵本になったりするともっといいのかなと思った。 生まれたての人間を『能なし』と言った,表現があったりするが,【個人的には好き】人間の特殊性について,述べ...
人間の動物との違いについて,一番近い類人猿との違いから解いている本である。 『原理講論』のように難しく書いてあるため,簡単に絵本になったりするともっといいのかなと思った。 生まれたての人間を『能なし』と言った,表現があったりするが,【個人的には好き】人間の特殊性について,述べており,これからの生物学が進化論から違った観点で論じられるのではないかと述べているかのように感じ取られる。 わかったこと。 ・類人猿に比べて人間の脳の成長率が,2倍もある。 ・類人猿に比べて人間は明らかに出産してからの身体の成長が遅い(遺伝子的意図があると考えている)
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