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大地(3) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 1981/03/11 |
| JAN | 9784102099032 |

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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
淵が主人公になると、一気に共感ポイントが増えてそれだけ時代が進んだことを実感した。 いやはや親子一世代だけでこんなに時代が変化するとは、、現代も同じだな。 頻繁に「新しい」という言葉がでてきたのも、大正デモクラシーを彷彿とさせて感慨深かった。 古代から近代までの歴史をまるで見て...
淵が主人公になると、一気に共感ポイントが増えてそれだけ時代が進んだことを実感した。 いやはや親子一世代だけでこんなに時代が変化するとは、、現代も同じだな。 頻繁に「新しい」という言葉がでてきたのも、大正デモクラシーを彷彿とさせて感慨深かった。 古代から近代までの歴史をまるで見ているよう。 二巻よりは面白くなってきた!次が最終巻なので、結末がどうなるかが楽しみ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時間はかかっているものの、やはりスラスラと読める。時代の移り変わりも自然で本当に驚く。 王龍の三男・王虎将軍の物語が終わりその息子・淵の物語へ自然に移行。王虎にしても他の登場人物も、キャラが立ってて比較的覚えやすかった記憶。 ただ淵の時代になると革命だとか外国の文化や「自由」の思想、新時代の空気感が漂ってくる。 基本的に淵たちの世代の人たちは、過去の伝統を自由を縛るよくないこととして捉え、否定する傾向にある。 それはそれで良いのだが、さっきまでその否定したい旧時代の伝統的な感覚で生きてきた王龍やその子供の世代の視点で物語を追ってきたので、なんとも不思議な感覚に陥りました。
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徳田秋声の『あらくれ』と巴金の『家』を足して二で割ったような内容かな。少し違うか。 王淵のころころ変わりやすい考えはみていて一貫性がないだけにイライラするが、この年齢の青少年の移ろいやすさというか、芯がないというか、そういう思考パターンをうまく描いていると思う。それにしても王淵の...
徳田秋声の『あらくれ』と巴金の『家』を足して二で割ったような内容かな。少し違うか。 王淵のころころ変わりやすい考えはみていて一貫性がないだけにイライラするが、この年齢の青少年の移ろいやすさというか、芯がないというか、そういう思考パターンをうまく描いていると思う。それにしても王淵の芯のなさは天下一級。うちの弟そっくりでこれまたイライラする。勝手に熱をあげて、期待がはずれて一転憎悪の念にかわるパターンなんかまさにうちの弟そのもの。いや、自分自身も意識していないかっただけでそうなのかも。そうゆうイライラするところが『あらくれ』っぽいというか、とにかく同作品を思い出させる(褒めている)。 また、清朝崩壊後の混乱期を描いた一巻は生存を賭けた必死の物語だったが、時代が進み、共産党の中国統一に近づくにつれ、次第に思想闘争の色が増してきた。しかもそれに熱をあげるのが年端も行かない青少年(王龍に対する王虎から、王虎に対する王淵)なので、これがまたイライラさせる。封建制度との闘いは起こるべくして起こったもので、その主役が青少年や女性であったことも因果。そのあたりも細かに描きだせていると思う。 ただ、やはり一巻の波瀾万丈さから巻を追うごとに退屈になってくるのは否めない。しかも王淵は好男子でお金持ちの家系の生まれなので、陳腐さも否応なしに増してしまう。
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