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チボー家の人々(2) 少年園 白水Uブックス39
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チボー家の人々(2) 少年園 白水Uブックス39

ロジェ・マルタン・デュ・ガール(著者), 山内義雄(著者)

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チボー家の人々(2) 少年園 白水Uブックス39

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 1984/03/01
JAN 9784560070390

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チボー家の人々(2)

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2025/03/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

兄アントワーヌがジャックを少年園という感化院から救い出して一緒に暮らし始めるいきさつを主に描いた第二巻。可哀そうなジャック、傷ついたジャック。アントワーヌはもちろん善意の人なのだけれど、作者マルタン・デュ・ガールはこの優しい兄の中にある優越感や正義感に陶酔するところを描いてるのけっこう意地悪だけどそういうところがとても面白く、この作品に深みを出している。いまのところいちばん思慮深く描かれていると思われるフォンタナン夫人に対してさえ容赦がない。浮気な夫との離婚をグレゴリー牧師に考え直すよう説得されたときに「牧師様が許せとおっしゃるのなら許します」という夫人の言葉に牧師は心の中で「それでは許しの意味を成さない」と蔑むのですよ。もっともらしく発せられた言葉だし、ふつうに流してしまいそうだし、なんなら「夫人、よく許した」と褒めてしまいそうになるところだけれど、誰かに言われたからじゃあ許しますと言ってほんとうに許したことになるか、許しとはそもそもどういうことなんだろうと、立ち止まって考えさせられる箇所だった。 ジャックとアントワーヌがフォンタナン家を訪れた際のジャックとジェンニー、ダニエルとニコル、アントワーヌとフォンタナン夫人とのあいだのやりとりも読みごたえあり。 リスベットという女の子も登場し、チボー兄弟と関係していく。 生粋の聖人も根っからの悪人も出てこなくて、どの人もみなそれぞれに事情があり感情の起伏があり人間くさい。 ほんとおもしろいな。

Posted by ブクログ

2023/01/03

若い時に読めば、ジャックと一緒に悩んだり苦しんだりしたのかな…と思いつつ、今の自分は、フォンタナン夫人や、その夫、ジャックの兄のアントワーヌの気持ちが痛いほど分かる。特にアントワーヌ。弟が心配で可愛いということと、世話をすることの煩わしさや、自分の勉強をしたい気持ちで、刻一刻と揺...

若い時に読めば、ジャックと一緒に悩んだり苦しんだりしたのかな…と思いつつ、今の自分は、フォンタナン夫人や、その夫、ジャックの兄のアントワーヌの気持ちが痛いほど分かる。特にアントワーヌ。弟が心配で可愛いということと、世話をすることの煩わしさや、自分の勉強をしたい気持ちで、刻一刻と揺れる…よく分かります…

Posted by ブクログ

2021/11/02

解説にもある通り、心情の機微の表現がずば抜けている。典型的な人物はいない。誰もが理屈では説明しきれない善と悪が内面には共存しており、時事刻々、読者の予想を超えて、心は変化していくのだ。

Posted by ブクログ

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