- 新品
- 書籍
- 新書
- 1227-06-02
チボー家の人々(2) 少年園 白水Uブックス39
1,045円
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 1984/03/01 |
| JAN | 9784560070390 |
- 書籍
- 新書
チボー家の人々(2)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
チボー家の人々(2)
¥1,045
在庫なし
商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
兄アントワーヌがジャックを少年園という感化院から救い出して一緒に暮らし始めるいきさつを主に描いた第二巻。可哀そうなジャック、傷ついたジャック。アントワーヌはもちろん善意の人なのだけれど、作者マルタン・デュ・ガールはこの優しい兄の中にある優越感や正義感に陶酔するところを描いてるのけっこう意地悪だけどそういうところがとても面白く、この作品に深みを出している。いまのところいちばん思慮深く描かれていると思われるフォンタナン夫人に対してさえ容赦がない。浮気な夫との離婚をグレゴリー牧師に考え直すよう説得されたときに「牧師様が許せとおっしゃるのなら許します」という夫人の言葉に牧師は心の中で「それでは許しの意味を成さない」と蔑むのですよ。もっともらしく発せられた言葉だし、ふつうに流してしまいそうだし、なんなら「夫人、よく許した」と褒めてしまいそうになるところだけれど、誰かに言われたからじゃあ許しますと言ってほんとうに許したことになるか、許しとはそもそもどういうことなんだろうと、立ち止まって考えさせられる箇所だった。 ジャックとアントワーヌがフォンタナン家を訪れた際のジャックとジェンニー、ダニエルとニコル、アントワーヌとフォンタナン夫人とのあいだのやりとりも読みごたえあり。 リスベットという女の子も登場し、チボー兄弟と関係していく。 生粋の聖人も根っからの悪人も出てこなくて、どの人もみなそれぞれに事情があり感情の起伏があり人間くさい。 ほんとおもしろいな。
Posted by 
若い時に読めば、ジャックと一緒に悩んだり苦しんだりしたのかな…と思いつつ、今の自分は、フォンタナン夫人や、その夫、ジャックの兄のアントワーヌの気持ちが痛いほど分かる。特にアントワーヌ。弟が心配で可愛いということと、世話をすることの煩わしさや、自分の勉強をしたい気持ちで、刻一刻と揺...
若い時に読めば、ジャックと一緒に悩んだり苦しんだりしたのかな…と思いつつ、今の自分は、フォンタナン夫人や、その夫、ジャックの兄のアントワーヌの気持ちが痛いほど分かる。特にアントワーヌ。弟が心配で可愛いということと、世話をすることの煩わしさや、自分の勉強をしたい気持ちで、刻一刻と揺れる…よく分かります…
Posted by 
解説にもある通り、心情の機微の表現がずば抜けている。典型的な人物はいない。誰もが理屈では説明しきれない善と悪が内面には共存しており、時事刻々、読者の予想を超えて、心は変化していくのだ。
Posted by 
