二都物語(下) 新潮文庫
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二都物語(下) 新潮文庫

チャールズ・ディケンズ(著者), 中野好夫(著者)

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二都物語(下) 新潮文庫

定価 ¥693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 1983/07/01
JAN 9784102030042

二都物語(下)

¥330

商品レビュー

3.4

24件のお客様レビュー

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2025/04/13

初めてのディケンズ作品となりました。 海外古典文学としては比較的読みやすかったと思いました。 物語も終盤にかけてテンポよく進んでいき、最後の方はページを捲る手が止まらなかったです。 ただ、読む前は本書を通じて歴史的観点からフランス革命を知れたらと思っていましたが、本書ではフラ...

初めてのディケンズ作品となりました。 海外古典文学としては比較的読みやすかったと思いました。 物語も終盤にかけてテンポよく進んでいき、最後の方はページを捲る手が止まらなかったです。 ただ、読む前は本書を通じて歴史的観点からフランス革命を知れたらと思っていましたが、本書ではフランス革命前後の市民の生活がメインに描かれていたので少し残念でした。

Posted by ブクログ

2022/04/13

ディケンズ、読んでいてなんだかほのぼのとしてしまう。もちろん、暗い場面や人間の醜さや悲惨さを表現する場面もあるのだけれども、物語の奥に通底する人間への厚い信頼に、こちらも心が自然とほぐれてしまうのだ。ジェイン・オースティンを読んだ時のような手放しの面白みも感じる。私にとって大切な...

ディケンズ、読んでいてなんだかほのぼのとしてしまう。もちろん、暗い場面や人間の醜さや悲惨さを表現する場面もあるのだけれども、物語の奥に通底する人間への厚い信頼に、こちらも心が自然とほぐれてしまうのだ。ジェイン・オースティンを読んだ時のような手放しの面白みも感じる。私にとって大切な作家のひとりとなっていくようだ。

Posted by ブクログ

2022/02/13

フランス革命という激動の舞台で強い想いが交錯する。伏線の回収がしっかりしており、終わり方には切ない余韻が残る。各キャラが上手く表現されており、終盤にスポットの当たるカートンは放蕩無頼な一面を事前に描く事で、中盤以降の一途な愛情を際立たせ、真なる美しい内奥を照らしだす事に成功してい...

フランス革命という激動の舞台で強い想いが交錯する。伏線の回収がしっかりしており、終わり方には切ない余韻が残る。各キャラが上手く表現されており、終盤にスポットの当たるカートンは放蕩無頼な一面を事前に描く事で、中盤以降の一途な愛情を際立たせ、真なる美しい内奥を照らしだす事に成功している。

Posted by ブクログ