- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
巨人たちの星 創元推理文庫
定価 ¥1,034
¥605 定価より429円(41%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
5/27(月)~6/1(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1983/05/23 |
JAN | 9784488663032 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
5/27(月)~6/1(土)
- 書籍
- 文庫
巨人たちの星
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
巨人たちの星
¥605
在庫あり
商品レビュー
3.8
114件のお客様レビュー
SFの話をしよう 極論を言えば、SFとは結局未来の物語のことだと言えよう そしてそれは、物語の語り部が「こんな未来になるといいな」と思った物語か「こんな未来になったら嫌だな」という物語に大別される 巨匠ホーガンが残した物語は果たしてどちらだったのか 物語はまず異星人の持つ...
SFの話をしよう 極論を言えば、SFとは結局未来の物語のことだと言えよう そしてそれは、物語の語り部が「こんな未来になるといいな」と思った物語か「こんな未来になったら嫌だな」という物語に大別される 巨匠ホーガンが残した物語は果たしてどちらだったのか 物語はまず異星人の持つ高度な科学技術を独り占めしようとする側とそれを阻止しようとする側の二つの超大国が暗躍する描写から始まる またしても繰り返されるのか、人類は歴史から何も学ばずにこの先も歩み続けるのか 暗い気持ちを抱かせたまま物語は進む しかし本当の敵の姿が見え始めた頃から物語の様相が変わり始める 隠されていた真実が明かされたとき、ホーガンが用意した人類の未来は「分裂」ではなく「団結」だったことを知る 「こんな未来になるといいな」という物語だ 諸君、J・P・ホーガンという語り部が残した人類の未来に向かって進もうじゃないか
Posted by
『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』に続く、ジェイムズ・P・ホーガンの名作古典SFシリーズ第3作。 遥か昔に母星ミネルヴァを去った同胞と合流するため、地球に別れを告げて<ジャイスター>へと飛び立ったガニメアン一団を乗せたシャピアロン号。彼らの無事を祈る中、<ジャイスター>...
『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』に続く、ジェイムズ・P・ホーガンの名作古典SFシリーズ第3作。 遥か昔に母星ミネルヴァを去った同胞と合流するため、地球に別れを告げて<ジャイスター>へと飛び立ったガニメアン一団を乗せたシャピアロン号。彼らの無事を祈る中、<ジャイスター>からガニメアンの通信が届くが、それは標準伝送コードで送られた英語による通信文であった。ハントらは、<ジャイスター>のガニメアンが地球の言語と通信コードを把握していること、また通信文の内容から、地球が以前から彼らに監視されていたこと、彼らの中の地球を監視している一派が、地球に関する情報を故意に歪曲させて報告していることを予想する。シャピアロン号の様子と、地球が惑星間の大規模な戦争を起こそうとしているという情報が正しいのかを確認するため、地球を監視している一派には極秘裏に地球人と会談したいとの<ジャイスター>のガニメアンからの申し出を受け、彼らは新たな異星人との対面を果たす―――。 前作、前々作の様々な謎が解き明かされる(一応の、)シリーズ完結作。「まさか!人類の歴史の裏でそんなことが起こっていたとは!」・・・勿論フィクションなのだが、何とも歴史的瞬間に立ち会えたような満足感。これほどに知的探求心を刺激してくる作品(シリーズ)に出会ったことは無く、今後もこれを超えるものにはそうそう出会えることはないだろう。 本作は、「(人類の)ルーツを探る」という知的探求心を刺激する内容に加え、前作、前々作にはなかった手に汗握る展開も楽しむことが出来るものとなっている。終盤の攻防戦が非常に痛快!この内容だったら映像的にも映えそうだが・・・やはり一作目が一番映像化に向かないというのがネックか。。。 (2023年の)この冬、創元SF創刊60周年記念として、長らく未訳だったシリーズ第五部『ミネルヴァ計画(仮題)』の邦訳版が遂に発刊されるとのこと。めでたい!発売までにシリーズ第四部『内なる宇宙』も読んでおきたいところだ。
Posted by
『星を継ぐもの』の三作目で、異星人と遭遇した後の世界での政治や社会にフォーカスが当たった作品。 これまでの2作は生物の進化やSF的な謎解きがメインで対立や戦争はなかったけど、今作は種族間の対立や社会の話だった。 最終的には全ての謎が判明して大団円になるけど、これまでの2作の感じ...
『星を継ぐもの』の三作目で、異星人と遭遇した後の世界での政治や社会にフォーカスが当たった作品。 これまでの2作は生物の進化やSF的な謎解きがメインで対立や戦争はなかったけど、今作は種族間の対立や社会の話だった。 最終的には全ての謎が判明して大団円になるけど、これまでの2作の感じで読み始めたら謀略や国同士の対立の話が続くからそれまでと印象が違っていて少し驚いた。 それまでに判明していなかった謎が最後に全て判明して、繋がっていくラストは良かった
Posted by