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岬 文春文庫
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岬 文春文庫

中上健次(著者)

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岬 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 1978/12/09
JAN 9784167207014

¥330

商品レビュー

3.7

86件のお客様レビュー

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2010/05/28

学校の教科書に掲載さ…

学校の教科書に掲載されることはないでしょうが、多くの作家に影響を与えた作品です。

文庫OFF

2026/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めっちゃ良かった!! ずっと積読していて、今回が中上健次の作品読むの初めてだが、魅力に気づけた。 舞台は和歌山県南部、田舎の貧困が蔓延っている狭い集落が主な舞台。どうやら、いわゆる被差別部落を描いているそうなのだが、あまり部落の歴史に対して知識がなかったのでわからなかった。戦後の混乱期のことも結構出てくるので、そういう時代だったのかなあとか思ってしまった。まあ中上自身も、部落というものを解放しよう!みたいな社会的意義を小説内で表現したいのではないく、その部落で起きる物語や人間ドラマを描きたいのだと感じるが。 そんな集落では、戦後の混乱や貧困のせいで人間関係がドロドロだ。腹違いの兄弟がいるのは当たり前、父親が愛人を作ってほっぽり出したり、人が傷つくのをなんとも思ってなさそうな性格だったり、主人公も荒っぽく、現代の観点から見ると妻とかをボコボコにしてるシーンとかあって引いてしまう。 主人公は、そんな場所に生まれ、生まれてしまったがゆえにこの家族内の因縁や、ちゃんと愛してもらえなかったことを抱えて生きている。しかも、父親が全く尊敬できない人間なのに、自分も自分の母親のことも捨てたのに、そんな尊敬できない父親の血を引いておりカッとなると暴力的になってしまったりして自己嫌悪に陥ることなどが、この短編集の中で繰り返し描かれる。 この作品の登場人物、特に主人公は強く愛を求めている。誰かから本当に必要にされたかったということ、けどそれを過去の時点では、充分に満たしてくれる人がいなかったということ。それをそれぞれ抱えて生きており、だから衝突したり、暴力沙汰が起きたり、他人と完全に関係を回復できなかったりする。なんかそんな人間関係の生々しさと苦しさが、特に『岬』はすごい濃度で描かれており、圧倒された。

Posted by ブクログ

2026/03/29

一年ほど前に岬は読んだ。それからしばらく経って今再び中上健次を読みたいと思うようになった。昔よりも悪くないなと感じた。それでも個性のような強いしぶきを感じることはできない。

Posted by ブクログ

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