1,800円以上の注文で送料無料

花神(中) 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-07-03

花神(中) 新潮文庫

司馬遼太郎(著者)

追加する に追加する

花神(中) 新潮文庫

定価 ¥880

330 定価より550円(62%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/22(土)~2/27(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2002/05/01
JAN 9784101152189

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/22(土)~2/27(木)

商品レビュー

4.1

53件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

桂小五郎の推挙で長州…

桂小五郎の推挙で長州軍を預かることになります。技術一本で幕府や諸藩を渡り歩いてきた人間が、長州のために働くという郷土意識に感動します。また、蔵六の才能を見抜いた桂の人物眼にも恐れ入るばかりです。

文庫OFF

2024/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「維新の十傑」の1人である大村益次郎は、改名するまでの期間を村田蔵六と名乗っていた。「蔵六」という熟語は、亀が手足を甲羅の中にしまって閉じ籠る様子を指す言葉であるようだが、これほど村田蔵六という人物を的確に表す言葉は他にないだろう。攘夷思想によって殺気立つ長州藩に仕えながらも、政治活動には興味を示さず、ひたすら蘭方書を読み漁る村田蔵六という人物は、同藩の士にとっても奇怪な人物として写ったに違いない。そんな蔵六が、後に木戸孝允と名乗る桂小五郎の指名を受けて長州藩の軍事統括を担うことになる。蔵六が大村益次郎として幕軍との戦争に挑むのは本作(中刊)以降である。 最後に、幕長戦争に臨むにあたって長州藩が作成した日本初の「革命宣言書」について。蔵六が書いた印象的な文章についてまとめておく。 「東人(幕府)は病気だ」 中略 「防長(長州)は、医師である」 以下、原文。 「今日の事は、人身に疾病ある如く、人心は国家な  り。疾病は東人なり。医師は防長なり」 「医師に任せ、すみやかに病根を御絶ち遊ばされず候 ては、他日再発」 「再発候節、病人、元気衰え、快気むつかしく存じ奉り候」 医学の徒でもある蔵六らしい「革命宣言」である。

Posted by ブクログ

2024/10/20

靖国神社に銅像の立つ大村益次郎の伝記。 司馬作品のなかでも群を抜いて面白く、息つく隙が無いほどだ。 惜しむらくは、戦闘における地図と配置図という配慮がないこと。 本作は戦略、攻略論の様相が色濃いため、塩野七生作品のように図解が必須であり、その欠落が残念である。

Posted by ブクログ