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キリストの誕生 新潮文庫
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キリストの誕生 新潮文庫

遠藤周作【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2011/02/01
JAN 9784101123172

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商品レビュー

4.1

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みんなの感想まとめ
  • 信仰の葛藤
  • 原始キリスト教
  • 弟子たちの成長
  • 神の沈黙と苦悩
  • 歴史と信仰の交差点
  • キリスト教の形成期
  • 読者を促す考察
  • 荘厳な筆致
  • 信仰のエネルギー
  • 深い思索を誘う

信仰と歴史の交差点を描く本作は、イエスの死後の弟子たちの葛藤と成長を通じて、信仰の本質に迫ります。著者は「神の不在」というテーマを掘り下げ、信徒たちが抱える苦悩をリアルに描写しています。特に、「神はなぜ沈黙しているのか」という問いは、読者に深い考察を促し、信仰のエネルギーの源を探る手助けとなります。

物語は、原始キリスト教の形成期における弟子たちの奮闘を中心に展開され、彼らの成長や信仰の力が強調されています。著者の誠実な筆致は、荘厳さを漂わせながらも、キリスト教に対する前提知識がなくても楽しめる工夫が施されています。しかし、福音書の出来事の後を扱うため、読み進めるのに少しの歯応えを感じるかもしれません。それでも、歴史の中に息づく信仰の力に触れることができる貴重な一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

「イエスの生涯」と合…

「イエスの生涯」と合わせて読む作品。人間としてのイエスへの眼差しは、どこまでも温かい。名作です。

文庫OFF

2026/01/01

あくまでユダヤ教の一派、それも異端派として十字架にかけられたイエスはもういない。存命中に関わった人間と、人間としては関わりが無く信仰の対象として伝えられた人間とが発生する。見聞きしたか、聞いたかで神格化の度合いは異なってくる。発生発展展開の時代がやってきた。 キリスト教がヨーロ...

あくまでユダヤ教の一派、それも異端派として十字架にかけられたイエスはもういない。存命中に関わった人間と、人間としては関わりが無く信仰の対象として伝えられた人間とが発生する。見聞きしたか、聞いたかで神格化の度合いは異なってくる。発生発展展開の時代がやってきた。 キリスト教がヨーロッパを席巻した後にも、宗派の違いで異端にされたり、火刑にされたり、戦争になったりってあったよなというのを踏まえると、人それぞれがキリスト教の中から信じたいエッセンスだけ抽出して、形作って固めて唯一無二にするみたいなことになるんだなって、解釈の違いってやつ? 最初期にも解釈違いが起こってた上に、"総本山"が跡形も無くなるんだったら、そりゃ地域ごとに芽吹いた信仰がバラバラになるよな。人は信じたいものだけを信じ、見たいものだけ見たいもの。

Posted by ブクログ

2025/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「イエスの生涯」の続編のような本で、イエスの死から原始キリスト教団の成り立ちを使徒言行録を元にしつつ想像し書いている。原始キリスト教団についてはあまり本も読んでいないのではっきりとは言えないが、「イエスの生涯」よりはかなり現実的・学術的なラインに近づいている気がする。しかしここでもパウロやペトロ、ヤコブが神の沈黙のもとにみじめに死んだ、という想像に基づいた仮定が原始キリスト教団の試練として肝の部分になっており、またもやこのみじめさ、無力さという遠藤周作特有のテーマが大きく張り出してきている。 サウロは啓示を受ける前から律法に対し疑念があったはずで、だからこそステファノを激しく憎んだのではないか、という部分はなるほどと思った。パウロとエルサレムのユダヤ人信徒たち(ヘブライオイ?)の長く続く対立の様子の描写もおおよそ納得のいくものだった。もうちょっと勉強してからまた読みたいかも。

Posted by ブクログ

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