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おはん 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 1975/01/30 |
JAN | 9784101027029 |
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おはん
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商品レビュー
3.3
23件のお客様レビュー
どうしようもない男に…
どうしようもない男に翻弄される二人の女。おはんとおかよ。男はそんなに偉いのかと憤りを通り越して悲しくなりました。
文庫OFF
これは、加納屋を語り手に設定したことによって成功した作品だと思う。 物語として読むなら、正直なところ、どの登場人物にも共感できない。 でもこれが、エロスとアガペーについて書かれた寓話なのだとしたら? おはんは、一心に加納屋の幸せを願い、加納屋の幸せこそが自分の幸せであると考え...
これは、加納屋を語り手に設定したことによって成功した作品だと思う。 物語として読むなら、正直なところ、どの登場人物にも共感できない。 でもこれが、エロスとアガペーについて書かれた寓話なのだとしたら? おはんは、一心に加納屋の幸せを願い、加納屋の幸せこそが自分の幸せであると考えている。 一方、おかよは、加納屋の肉体を求め、とにかく自分のもとにとどまってくれることを望む。 そして加納屋は、そんな二人の間で、どっちつかずの態度を取り続ける。 でも、おかよとの生活をこのまま続けたい気持ちも、おはんと悟と親子3人で暮らしたい気持ちも、その瞬間においては本物なのだ。 本物だからこそ後悔し、悩み苦しむ。 もちろんそれは自業自得なのだけれども、そこに人間の本質というか、弱さが現れている気がする。
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故郷の祖母を思い出す方言や言い回しが嬉しかった。 読後感悪い。主人公の男の魅力ってどこにあったのかな・・・
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