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坑夫 新潮文庫
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坑夫 新潮文庫

夏目漱石(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2004/09/01
JAN 9784101010175

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商品レビュー

3.6

47件のお客様レビュー

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2024/06/20

著者、夏目漱石(1867~1916)の作品、ブクログ登録は、6冊目になります。 本作は、2009年1月に読んでいます。 15年前になりますか、早いものです。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 恋愛事件のために家を出奔した主人公は、周旋屋に誘われるまま坑夫になる...

著者、夏目漱石(1867~1916)の作品、ブクログ登録は、6冊目になります。 本作は、2009年1月に読んでいます。 15年前になりますか、早いものです。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 恋愛事件のために家を出奔した主人公は、周旋屋に誘われるまま坑夫になる決心をし、赤毛布や小僧の飛び入りする奇妙な道中を続けた末銅山に辿り着く。飯場にひとり放り出された彼は異様な風体の坑夫たちに嚇かされたり嘲弄されたりしながらも、地獄の坑内深く降りて行く……。 漱石の許を訪れた未知の青年の告白をもとに、小説らしい構成を意識的に排して描いたルポルタージュ的異色作。明治41年、『虞美人草』に次いで「朝日新聞」に連載された。用語、時代背景などについての詳細な注解、解説を付す。 ---引用終了

Posted by ブクログ

2024/04/20

最初に読んだときは、…??? さっぱり意味がわかりませんでしたが、解説を読んでから読み直すとすらすらと読めるようになりました。 特別な事件が起こる訳ではありません。 いま流行りの伏線回収もありません。 何かの意味や、コスパを求めて読む人には向いていないかもしれません。 それで...

最初に読んだときは、…??? さっぱり意味がわかりませんでしたが、解説を読んでから読み直すとすらすらと読めるようになりました。 特別な事件が起こる訳ではありません。 いま流行りの伏線回収もありません。 何かの意味や、コスパを求めて読む人には向いていないかもしれません。 それでも本書を読み終えると何か〈文学〉を読んだという感じで満たされます。 主人公が〈地獄の三丁目〉で見たものとは?そこで下す決断とは? 華厳の滝で「立派」に死ぬことなのか、それとも現実社会で生きてゆくことなのか…。 漱石先生の隠れた名作だと思います。

Posted by ブクログ

2023/12/28

なーんにも起こらないんだけど、起きている。 漱石の描写の全てが好き。 時間をかけて、のんびり読みたい1作。

Posted by ブクログ

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