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悪霊島(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 1996/09/01 |
JAN | 9784041304686 |
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悪霊島(下)
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商品レビュー
3.6
26件のお客様レビュー
刑部神社の祭礼の夜に金の矢で宮司が刺殺され、さらに度に双子の娘の1人が人里離れた谷で絞殺死体で発見される。金田一耕助と磯川警部は島内の捜索をはじめる。下巻の後半からはスピード感のある展開で一気読みでした。 人間の闇の部分というか、男と女の愛欲の凄まじさ。横溝正史らしいどろどろした...
刑部神社の祭礼の夜に金の矢で宮司が刺殺され、さらに度に双子の娘の1人が人里離れた谷で絞殺死体で発見される。金田一耕助と磯川警部は島内の捜索をはじめる。下巻の後半からはスピード感のある展開で一気読みでした。 人間の闇の部分というか、男と女の愛欲の凄まじさ。横溝正史らしいどろどろした人間関係が動機という定番ですが面白いです。 「あいつは腰のところで骨と骨がくっついたふたごなんだ。」 「鵺のなく夜に気をつけろ」 が何を意味しているのか。金田一耕助がもじゃもじゃ頭を掻きむしりながら真相に近づいていきます。 また他の作品を読みたくなりました。 2024年9月29日読了
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1979年から1980年にかけて発表された、横溝正史の金田一耕助シリーズの最後の長編。横溝はこの後、1981年の末頃に79歳にしてガンで死去。 『八つ墓村』(1949)などの傑作をたくさん生み出した頃に比べると、後年の作品は今ひとつな観があったが、本作は非常に良かった。 相変...
1979年から1980年にかけて発表された、横溝正史の金田一耕助シリーズの最後の長編。横溝はこの後、1981年の末頃に79歳にしてガンで死去。 『八つ墓村』(1949)などの傑作をたくさん生み出した頃に比べると、後年の作品は今ひとつな観があったが、本作は非常に良かった。 相変わらず語り口が非常に上手い一方、たまに次のページに同じような内容の描写を繰り返してしまうといったポカもあることは確かだ。 しかし、本作はストーリーも良いし、昭和前半の時代にはあからさまに書くことの出来なかったような性的なグロテスクさの主題が屹立しており、印象深い。 この作品は1967(昭和42)年を舞台にしているが、この辺りまでは人びとは互いの信頼関係を基礎にした人間関係を結んでいたということを、読みながら痛感した。この頃には、まだ良心に基づいて警察とマスコミの間にも信頼関係がある。 昭和終わり頃から世間は経済奴隷化まっしぐらでもはや倫理も信頼関係も崩壊していき、その果てに、荒れ果てた現在がある。 1980年の横溝正史は高齢者であり、その小説世界もすっかり古くさくなっていたことだろうが、旧い世間の人間関係の平和さが狂った犯罪と対比されてのぞき見ることが出来て、なんだかあたたかい気持ちになる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出た!!!ショッキングな出来事が起こったと同時に気が狂ってのちにさつじんを犯す女だ!!! 数年後の磯川警部と三津木くんがどうなってるか見てみたい。幸せであって欲しい。
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