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迷路荘の惨劇 角川文庫
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迷路荘の惨劇 角川文庫

横溝正史(著者)

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迷路荘の惨劇 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川グループパブリッシング/角川グループパブリッシング
発売年月日 1996/09/01
JAN 9784041304341

迷路荘の惨劇

¥605

商品レビュー

3.7

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みんなの感想まとめ
  • 迷路荘
  • 殺人事件
  • 金田一耕助
  • ミステリー
  • 昭和の探偵
  • 因果応報の皮肉
  • 複雑人間関係
  • 緊迫の展開
  • 深い人間洞察
  • 富士山の豪邸

複雑な造りの迷路荘を舞台に、名探偵・金田一耕助が繰り広げる緊迫のミステリー。昭和25年、富士山の裾野に位置するこの豪邸では、二十年前の惨劇と絡み合った連続殺人事件が発生します。屋敷内には抜け穴や不気味な地下道が存在し、登場人物たちも一筋縄ではいかない怪しさを持っているため、物語は複雑に展開。人間関係の絡み合いが、事件をより一層おどろおどろしく際立たせます。金田一が直面する因果応報の皮肉や、彼の粋な取り計らいが心に残る一作で、横溝正史ならではの深い人間洞察が光ります。ミステリー好きにはたまらない、緊張感と考察を促すストーリーが魅力的です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

作者晩年の作品である…

作者晩年の作品であるせいか、トリックよりもストーリーの構成に重点が置かれている気がする。謎の男というおなじみの道具や地下迷路など盛りだくさんな内容である。

文庫OFF

2026/10/11

広大な富士の裾野近くに、あたりを睥睨するかのごとく建つ、豪邸名琅荘。屋敷内の至る所に『どんでん返し』や『ぬけ穴』が仕掛けられ、その秘密設計から、別名迷路荘と呼ばれていた――。金田一耕助は、迷路荘到着直後、凄惨な殺人事件に巻き込まれた! 事件解明に乗り出した耕助は、二十年前に起きた...

広大な富士の裾野近くに、あたりを睥睨するかのごとく建つ、豪邸名琅荘。屋敷内の至る所に『どんでん返し』や『ぬけ穴』が仕掛けられ、その秘密設計から、別名迷路荘と呼ばれていた――。金田一耕助は、迷路荘到着直後、凄惨な殺人事件に巻き込まれた! 事件解明に乗り出した耕助は、二十年前に起きた因縁の血の惨劇を知り、戦慄する……。斬新なトリックと溢れるサスペンス、巨匠横溝正史の長編本格推理!! 金田一耕シリーズを読んだのは、すごい久しぶりなかんじがした。なんというか、相変わらず、妖しい美しさを持つ奥様とか得体の知れないかんじの老婆などが出てくるんだなぁと思ってしまった。そして、溌剌した女性も出てきて、昭和の小説ってかんじすごく良かった。 元貴族の末裔が、自身の美しい妻を実業家に金を積まれて渡すなんて本当にそんなことがあるのだろうかと思ってしまった。この美人の奥様、かなりやりてで実業家の仕事も手伝っていて、いつしか男女の関係になってしまったんだろうな。自分の夫は、落ちぶれた元貴族だし、だったら勢いのある実業家に乗り換えてしまうのもわかる。 そして、その元貴族が所有していた屋敷をホテルにするけ計画があり、そのお披露目発表会的なものに、別れた元貴族やそれに関する人たちを呼んで、思い出に浸ってもらうなんて、なんて怖いことをするんだろうって思った。だって、絶対に「何かが起こる」ってかんじじゃん。起こらないはずがないと思う。この屋敷、20年前にすごい事件が起きて、そこで殺された夫婦の妻の弟とか出席するんだよ。 そして、その事件の犯人とされているが、行方知らずになった「片腕の男」が、この屋敷付近で度々目撃されていて、なんだかもう怖いことしか起こらない。これで、何も起こらないはずがないだろうってぐらいに、不穏な空気になっている。 まぁ、思った通りにどんどん人が殺されていく。探偵は、事件が起こってから現れるものであり、事前に事件を防ぐことはできない。だからか、地元警察の古狸みたいな刑事にも金田一さんが事件の起こしているんだじゃないか、我々の邪魔をしているんじゃないかって言われるんだよなぁ。 この事件、かなりグロいというかやばかった。若い女中の女の子の遺体が発見された描写は、本当に怖かったし、犯人の最期もかなりセンセーショナルだった。これ、昔の小説だからなのかな。こんな死に方、本当に嫌だ。 まぁ、事件は無事に解決したからいいんだけど、金田一さんのなんか「探偵なんだけど、いつも一歩遅かった」感が否めなの、これは彼のキャラクターだから仕方ないのかな。あと、「実は…」みたいのもある気がする。事件とは解決したし、警察も納得してるか、関係者だけの秘密にしておきますか。みたいの。事件の本当の姿を知ってるのは、関係者と探偵と読者だけというのは、なんか特別感があっていいけどね。 2026.10.11 読了

Posted by ブクログ

2026/06/26

金田一耕助シリーズ8冊目。こちらもタイトルは知っているが初見(・・・というか、ここから先は全部コレ)。 明治の権臣・古館種人(たねんど)伯爵が富士の裾野に建てた豪邸・名琅荘(めいろうそう)。明治維新という時代の変動期において建てられたこの豪邸は、粛清や暗殺に対して極度に警戒され...

金田一耕助シリーズ8冊目。こちらもタイトルは知っているが初見(・・・というか、ここから先は全部コレ)。 明治の権臣・古館種人(たねんど)伯爵が富士の裾野に建てた豪邸・名琅荘(めいろうそう)。明治維新という時代の変動期において建てられたこの豪邸は、粛清や暗殺に対して極度に警戒された作りとなっており、いたるところにどんでん返しや抜け穴等が設計されていた。この複雑怪奇な豪邸は別名、"迷路荘"と呼ばれていた。 名琅荘を古館伯爵の子孫である辰人(たつんど)から譲り受けた実業家・篠崎慎吾は、この豪邸をホテルとして経営に乗り出す。慎吾は、ホテル開業を前にこの豪邸を名残惜しんでもらおうと縁のある人々を集めが、名琅荘と特に縁のない金田一耕助も呼び出されることに。そこには、二十年前に起きた凄惨な事件の因縁を匂わせる人影があり―――。 どんでん返しや抜け穴が張り巡らされた豪邸を舞台に起こる連続殺人事件。設定からしてトリックを重視した内容になるものと思われるが、複雑怪奇な"迷路"のような豪邸を探索するという冒険色を楽しむための舞台装置として描いている印象。むしろ登場したトリックを作中で、"それを実演してみせておのれの知恵をほこり、混乱する捜査陣をひそかに嘲笑してやろうという、いわば小ざかしきエリート意識の現れ"と一刀両断しており、「舞台が複雑怪奇であっても、あくまで事件を起こしているのはただの人。真相は存外単純な話」と語りかけられているようにも感じられた(それは考え過ぎか)。 個人的に、他のシリーズ作品と比べるとインパクトが弱く感じられ、「★3」の気持ちだったが、やはり終わり良ければ総て良し、エピローグを読み終えたら自然と「★4」になっていた。読後の余韻が良い作品は名作と言えよう。

Posted by ブクログ

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