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死への祈り 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房/二見書房 |
発売年月日 | 2006/12/25 |
JAN | 9784576061894 |
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死への祈り
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
マットスカダー第十五作、原題"HOPE TO DIE"。 初めてスカダー以外の視点で語られる場面が入る。 ストーリー自体は前回のようなアクションは息を潜め、 犯人をじわじわと追い詰めていく展開。 これまでのように聞き込みではなくTJのネットを使った調査のせい...
マットスカダー第十五作、原題"HOPE TO DIE"。 初めてスカダー以外の視点で語られる場面が入る。 ストーリー自体は前回のようなアクションは息を潜め、 犯人をじわじわと追い詰めていく展開。 これまでのように聞き込みではなくTJのネットを使った調査のせいか、 大味な感は否めないが、さして気にせず読める。 珍しく次巻に続くような引き。 そしてそこはかとなく漂う終息感。
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- ネタバレ
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主人公のマット・スカダー目線ではない文章がところどころに入ってくるものの、 冒頭の語りといい、なじんだ登場人物たちといい、話の展開といい、まったりとした感じ。 既視感とでも言おうか。 それでいて今までにない、元家族との問題や結末から来る緊張感があり、 その既視感はマンネリとは呼べない。 しかも、この緊張感は次の作品まで続きそうだ。
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マッドスカダーシリーズ。 弁護士夫婦が惨殺された。後日その犯人は、死体となって発見されるが、事件に不信なものを感じた夫婦の姪が、スカダーに解決を依頼する。 今までスカダーシリーズって、スカダーの主観だけで描かれていた、はずだ。 けれど、これは犯人の主観が交互にはいってく...
マッドスカダーシリーズ。 弁護士夫婦が惨殺された。後日その犯人は、死体となって発見されるが、事件に不信なものを感じた夫婦の姪が、スカダーに解決を依頼する。 今までスカダーシリーズって、スカダーの主観だけで描かれていた、はずだ。 けれど、これは犯人の主観が交互にはいってくる。 解説では、シリーズの終わりを示しているのではないかと、書いてあった。それはなんともいえないが、終わりまで読んでいくとこの形にした意味がわかる。わかるが、やっぱりシリーズの終焉が近いのかとも思う。 でもって、こんな風に思うのは、ブロックが相変わらず上手いからだ。 主人公の主観と、犯人の主観が交錯するなんて、今じゃステレオともいえるような手法だ。普通のことをしていても、普通に終わらない。だって、ブロックだから。 やられました。
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