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神を見た犬 光文社古典新訳文庫
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神を見た犬 光文社古典新訳文庫

ディーノ・ブッツァーティ(著者), 関口英子(訳者)

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神を見た犬 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2007/04/20
JAN 9784334751272

神を見た犬

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商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 幻想的犬物語
  • 信仰心薄い村
  • ブラックユーモア短篇集
  • 深い思索促す作品
  • 冷戦皮肉るストーリー
  • アイロニー交えたドタバタ劇
  • アインシュタインテーマ作品
  • 海の生物追う冒険
  • 多彩なテーマ展開
  • 美しいラストシーン

幻想と不条理が織り交ぜられた短篇集で、アイロニーやブラックユーモアが随所に光ります。表題作は、信仰心の薄い村に現れた不思議な犬を巡る物語で、村人たちのドタバタ劇とその後のユーモラスな展開が印象的です。中篇や短篇には、アインシュタインをテーマにした作品や、海に潜む生物に追われるストーリーなど、多彩なテーマが展開されます。幻想的なラストやペーソスを感じさせる作品もあり、深い思索を促す内容です。全22編の中には、冷戦下の国際情勢を皮肉った作品や、美しいラストシーンが心に残る物語もあり、多様な視点から人間の本質を探る魅力があります。作品の配列にも工夫があり、読み進める楽しさを提供してくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この手の本はあんま読まないんだけど実家にあったんで・・・イタリアの奇想作家らしいが短編が多くあるんで当たり外れはどうしても出るよね。全編に通して言えるのは作品の背後に見える人間の死と虚の部分かな。ただ単にペシニズムじゃ無く温かみのある作品もあるから救われるけど。ちなみにお気に入りはマジシャン。なんか落ちが不明なものもあったから70点。

Posted by ブクログ

2026/07/11

バラエティ豊かで、純粋にそれぞれの物語を楽しめた。 色々な味わいがあるが、文章がしつこくないからか後味は残りすぎず、どんどんいける。 メモしておきたいもの: グランドホテルの廊下(なんと普遍的な感覚…) 護送大隊襲撃(哀しみのあとのロマン) 一九八〇年の教訓(神がやるのが効いて...

バラエティ豊かで、純粋にそれぞれの物語を楽しめた。 色々な味わいがあるが、文章がしつこくないからか後味は残りすぎず、どんどんいける。 メモしておきたいもの: グランドホテルの廊下(なんと普遍的な感覚…) 護送大隊襲撃(哀しみのあとのロマン) 一九八〇年の教訓(神がやるのが効いてる) クリスマスの物語(神の描写が好き) 戦艦《死》(入れ子式の導入部にまんまと引き込まれる)

Posted by ブクログ

2026/02/17

 信仰心の希薄な住民たちの村に現れた奇妙な犬をめぐる表題作をはじめ、幻想、寓意、不条理、ブラックユーモア、痛烈なアイロニー、そしてひと匙のペーソスの詰まった22編。  ブッツァーティ作品では「七階」と「待っていたのは」(未収録)しか読んだことがなかったため、作風も概ねそういうイ...

 信仰心の希薄な住民たちの村に現れた奇妙な犬をめぐる表題作をはじめ、幻想、寓意、不条理、ブラックユーモア、痛烈なアイロニー、そしてひと匙のペーソスの詰まった22編。  ブッツァーティ作品では「七階」と「待っていたのは」(未収録)しか読んだことがなかったため、作風も概ねそういうイメージを抱いていたが左に非ず。確かに「コロンブレ」「七階」「呪われた背広」「病院というところ」「戦艦《死》」などの幻想的で不条理な中に皮肉や風刺、時に黒い笑いすら利いており、冷戦下という当時の国際情勢を皮肉った「アインシュタインとの約束」「一九八〇年の教訓」「秘密兵器」は星新一などのSSを思い起こさせ、「グランドホテルの廊下」や「この世の終わり」のドタバタ感はふと筒井康隆作品を思い出した。  神や聖人を扱いながらもどこか人間臭かったり汎神論的であったりでどこか通常のキリスト教的感覚とは異なる表題作や「天地創造」「聖人たち」「クリスマスの物語」、幻想的で哀感漂う美しいラストが印象的な「護送大隊襲撃」、永遠の平穏よりリスクを承知で夢や希望を求めようとする「天国からの脱落」などなど、「骨の髄からペシミストである」と自らを評したブッツァーティではあるが、作品は多様な顔を持っていたことがよくわかる。  冒頭に「天地創造」が置かれ、掉尾を飾るのが「この世の終わり」という配列の妙も楽しい。

Posted by ブクログ

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