裁判官の爆笑お言葉集 の商品レビュー
マジで笑えます
裁判官が発した、数々の名言。笑ってしまうものも、しみじみするものもあるが、裁判官もまた人であるということが良くわかる。普段は足を運ぶことのない裁判所に、ちょっと行ってみたくなる。好奇心を刺激される本。
かみかみ
裁判と聞いて、何を思い浮かべますか? どこか縁遠いし、無味乾燥な印象が強いと思います。法律もシンプルだけど、融通が利きにくい。 がしかし!!!裁くのも裁かれるのも人!粛々と進むイメージの裁判にはいろいろなドラマがありました。裁判官の人柄や信念等、良心から来るお言葉は自分の人生の...
裁判と聞いて、何を思い浮かべますか? どこか縁遠いし、無味乾燥な印象が強いと思います。法律もシンプルだけど、融通が利きにくい。 がしかし!!!裁くのも裁かれるのも人!粛々と進むイメージの裁判にはいろいろなドラマがありました。裁判官の人柄や信念等、良心から来るお言葉は自分の人生の指標になるものもあるかもしれません。 すべての裁判でお言葉があるわけではないですが、久しぶりに裁判の傍聴に行ってみようかなと思いました。 バブル期に脱税が社会問題だったり、 量刑相場は法の下の平等の上に成り立っていたりと 歴史や公民の勉強にもなりました! 爆笑かと言われると、う〜んという感じだったのはここだけの話w
Posted by
内容は興味深いものだが、タイトルの「爆笑お言葉集」では全くないのが気になる。 普段、裁判には関わることがないため遠い世界のように感じられるが、縁の下の力持ちとして社会秩序の一旦を担っている世界を垣間見えてよい。
Posted by
この企画自体は面白いし、普段縁のなかった裁判の流れや、どういった罪に対しどのような刑が判決されるのか、など学びになった。 ただ、大概求刑より少ない判決になったり(2割減が通例らしい)、ありえないと思えるほど軽い刑で終わってしまったりと、一般人の認識と離れているように感じる判決も度...
この企画自体は面白いし、普段縁のなかった裁判の流れや、どういった罪に対しどのような刑が判決されるのか、など学びになった。 ただ、大概求刑より少ない判決になったり(2割減が通例らしい)、ありえないと思えるほど軽い刑で終わってしまったりと、一般人の認識と離れているように感じる判決も度々ある。 政治よりも遠く感じる裁判だからこそ、興味を持ったタイミングで学びを重ねていきたいと思う。
Posted by
裁判傍聴のドキュメンタリー感が好きで時々読んでいる。 事件の内容を知るのも好きなのだけど 被告人、被害者、裁判官、関係者の人間らしさ出るところがまた面白い。 この本は裁判官についても愛があって素敵だった。 裁判官だって人間。裁判官ってめちゃくちゃ大変な仕事だわ。
Posted by
軽く笑える内容だと思ったが想像と違った。 裁判官が考えていたより普通の感情が出てしまう事があるのだなと感じた。 求刑より重い判決が出ることがあるとは知らなかったが、中には納得いかない軽い判決も多い
Posted by
法律は生きている。 無味乾燥なんかじゃない。 使うのは人、作るのも人、縛られるのも人だから。 52ページ 「暴走族は、暴力団の少年部だ。犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない。産業廃棄物以下じゃないか。」 いや酷い。言い過ぎって気もするくらい、きっつい言葉。...
法律は生きている。 無味乾燥なんかじゃない。 使うのは人、作るのも人、縛られるのも人だから。 52ページ 「暴走族は、暴力団の少年部だ。犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない。産業廃棄物以下じゃないか。」 いや酷い。言い過ぎって気もするくらい、きっつい言葉。 しかし、事件内容を聞けば、暴走族メンバーだった15歳少年が他のメンバーからリンチを受けて死亡した事件という。 賛否両論あると思うが、事件に対する怒りを強く感じる。 いかに真正面から向き合い、罪の重さを自覚させるか。 そこに心を砕いた強い言葉のようにも感じる。 罪を自覚させるとき、必ずしも「配慮」がいるわけではない。 80ページ 「罪は万死に値する。」 神奈川県警が組織ぐるみで、現職警部補による覚醒剤使用の事実を隠匿したとされる事件。 犯人隠避の罪などに問われた元県警本部長に、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した際の言葉。 重たい内容なのに、著者の解説に不覚にも笑う。 万死って毎日死んでも27年ですよ!って。 刑の軽重、量刑相場、自身の正義感、このバランスを取るために裁判官が強い言葉を使うこともあるそうだ。 虐待死事件は読んでいて苦しい。 裁判官の言葉も重い。 かと思えば、「私があなたに判決するのはこれで3回目です」と呆れたような言い方をする時も。 私は人が好きだ。 真面目な顔も、失敗したり、笑いを我慢したり、泣いたり、怒ったり、心を出す瞬間がとても好きだ。 確かに世間ズレしている裁判官も、出世が気になる裁判官もいるだろう。 だが、それも人の一面。 自分が裁かれる立場で、あるいは被害者やその家族だとしたら、流石に何でもかんでも笑っていいよなんて言えないけれど。 そうなる前に(できればなりたくない)読めたのはとても良かった! 第二弾は、ないようだが、もし出るのなら読んでみたい。
Posted by
裁判官とは? →自分を裁判所と同一化し、過去の流れに沿ってドライに判断できる人(そうしなければ仕事が回らないし、基準がなければ不平等) →中には、人間性を垣間見せる優しいor厳しい発言を、時々できる人もいる(ある程度の範囲の中で)
Posted by
裁判官の言葉の真意みたいなのが知りたいのにちょくちょく著者の自我が強いのが気になった。でもおもしろかった。
Posted by
事件の判決をくだした裁判官の発言集。 右ページに裁判の日時と裁判官の実名!左ページに著者の解説。 と、見開きに収められていて読みやすい。 事件を調べて詳細を知りたくなった。 最高裁判所裁判官国民審査の投票 いつもどうやって、判断するのか??と悩んでいた。この本は参考にできるかも...
事件の判決をくだした裁判官の発言集。 右ページに裁判の日時と裁判官の実名!左ページに著者の解説。 と、見開きに収められていて読みやすい。 事件を調べて詳細を知りたくなった。 最高裁判所裁判官国民審査の投票 いつもどうやって、判断するのか??と悩んでいた。この本は参考にできるかもしれない。 ところで、大きな疑問が……。 なぜタイトルが『爆笑』なの?
Posted by